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「てれこ」って使いますか?

2018.10.29 18:57|naoko@kisoji
「てれこ」って言葉、
比較的日常的に使用する言葉のひとつです。

例えば、
「特別純米酒の1.8Lと720mlがてれこになってる!」

この場合の意味はこうなります。
「本来1.8Lが出荷されるべきところ、720mlが出荷されてしまったので、数が合わない。」

何かと何かが入れ違いになってしまっている時に使うんですね。

私は、酒造業界に入ってからしか聞いたことがなかったし、
酒蔵の人と話すときは使うこともあるけれど、
酒販店さんや、その他の業種の人と話すときはほぼ使いません。

ついでに言えば、杜氏さんはウチの蔵に来て
始めて聞いた言葉だって言っています。

なので、「てれこ」って方言とか酒造業界用語とかだと思っていたんです。

ところが、先日東京の酒販店さんと話している中で、
「てれこ」という言葉が発せられたんですね!!

それで、ん?っと思って、語源を調べてみたってわけです。

辞書では、
① 歌舞伎で、二つの違った筋を、多少の関連を持たせて交互に展開していくこと。
② 互い違いにすること。また、食い違うこと。

へぇ!歌舞伎用語だったなんて知りませんでした。
そこから、互い違いとか、入れ違いとか、そんな意味に派生したんですね。

「手を加える」の意味の「手入れ」に接尾語の「こ」が付いて変化したそうな。

てことは、方言でも業界用語でもなかったんですね!
ひとつ物知りになりました(笑)


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酒造り始まっています(笑)

2018.10.27 11:56|naoko@kisoji
IMG_0441.jpg



契約栽培米も一気に入荷して米倉庫はパンパンですが、
2018酒造年度のお酒づくりも無事にスタートを切っております。
10月29日からは仕込み1本目の本仕込みが始まり、
今年は醪本数にして、60本を醸造する予定です。

今季の体制としては、
昨年より醸造部が1名減りまして、私も含めて5人体制となります。

というのは、瓶詰出荷部に欠員が出ており、
もう春先から募集を欠けているのですが、なかなか応募がないのが現状です。
なので、醸造部から1名瓶詰出荷部に異動になったというわけです。

なかなか忙しい醸造期になりそうですが、
過去にも3人半の体制で酒造りをした年もありましたし、
欠員は決してイイことではありませんが、
それにより、作業の効率化などを考え直すいいきっかけとなります。

そりゃぁ、もう、パートさんでもいいので、
ぜひとも応募してきていただきたいのですが、
どういうわけか、本当に応募がありませんね。

これまで、求人を出せば必ず応募があったので、
人財獲得には少し考えが甘かったところがありますが、
木祖村という立地環境上、
同職種であれば都市部の会社と競合して負けてしまいますし、
生活住環境の面でも、色々とハードルが高いのは承知しています。

選ばれる会社にならなければ、
いい人財なんてやってこない時代ですね。

新卒採用もこれまであまり積極的ではありませんでしたが、
商品を売るためのブランド化だけではなく、
会社を永続するための人材確保のためにもブランド化をして、
会社力を上げていかねばと、痛感している今日このごろです。

というわけで、今からでも湯川酒造店で働きたいよ~
なんていう方がいらっしゃいましたら、どうぞお声掛けくださいませ!!

求人情報は→こちらでご確認ください!

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台風一過

2018.09.05 09:34|naoko@kisoji
9月4日から5日にかけて日本を縦断した台風21号。
全国各地では甚大な被害をもたらしたようです。
被害に遭われた皆様には、心よりお見舞い申し上げます。

大きな被害を各地でもたらし、
こうした自然災害を目のあたりにするたびに、
自然環境の変化が大きくなってきているのだと実感します。

さて、当社では少し迂闊だった自分に大きな反省をしています。

台風情報とにらめっこしていたのに、
台風が近づいてきているにもかかわらず、
天気は案外に穏やかで、なんとなく大丈夫かな~と。

そうこうしているうちに突風が吹き、暴風雨。
あっという間という感じでした。

このくらいなら、社員も定時あがりで大丈夫かな、なんて、
明日はひやおろし一斉出荷しなくちゃいけないし、なんて、
ちょっと判断を迷っているうちに、暴風雨。

結局暴風雨が一番強かったであろう時間帯に、
社員を帰宅させるはめになってしまいました。

国道には橋が多く、橋を通過する時が一番怖いのだとか。
倒木や飛来物もあり、車も風で浮きそうで怖いのだとか。
本当に、みんなが無事に帰宅してくれてホッとしたのです。


そして会社はと言えば、
雨漏りはするは、うっかり見過ごしていたものが吹っ飛ぶは、
倉庫も日頃から用心しているものは固定して大丈夫だったけど、
大丈夫と思っていたものが吹っ飛ぶは、
なんとか自社の敷地内でからは飛び出していなかったので良かったけれど、
とりあえず、私が木曽に帰ってきてからは最大級の台風でした。

停電対策はして会社を閉めましたが、
想定通り、停電もありました。

うちではすぐに復旧しましたが、
5~6時間、場合によっては朝まで停電していた地区もあり、
避難勧告が出ていた地区もありました。

うちからほんの数百メートルにある役場の屋根が吹っ飛んで、
朝から修繕工事しているようです。

普通の台風なら大丈夫な養生では、
防ぎきれないもの、見落としていたものが、
今回の台風では洗いざらい見せしめられた気がしています。

想定以上のことを想定するということが、
今や当たり前になってているんだと、痛感しました。

社員の命を守るのが社長の使命。
危ない橋(本当の橋も含めて)を渡らせてはいけないですね。


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家を継ぐこと、想定外。

2018.08.08 18:19|naoko@kisoji
家を継ぐっていうのは、こういうことか。

って、お盆が近くなるといつも頭を抱えるのだけれど。

それは、お墓。
ご先祖様が眠っている、大切なお墓。

私達夫婦で、湯川家と丸山家のふたつのお墓。

草刈り、枝切り、墓石の掃除(まではいつも手が回らない)。
無下にしたいわけではないけれど、
どっちのお墓もよく草が生える。よく枝が伸びる。

湯川家のお墓は、そしてバカ広い。
境界に植えられたイチイの木が、これまたバカでかくなっている。

とてもじゃないけれど、
自分たちの力ではどうにもならないレベル。

ということで、いよいよシルバーさんにお願いをして、
背丈を下げて間伐もお願いすることにしました。

自分たちでできれば、それに越したことはないのだけれど、
道具もなければ、やり方もわからないし。

というわけで、またもや想定外に手痛い出費となること決定です。

2018年は、家やお墓にまつわる出費が重なっています。

夏前には、古い水道管が動脈硬化状態になっていて、
深くて距離の長い水道管の布設替え工事を。

風で剥がれ落ちた土蔵の壁も直したし、
諸々の工事に伴って庭木の植栽をし直したり。

取り敢えず、お財布がビュービュー風吹いているので、
2018年はもう何もしないはず!!と思いたいのです。

でも、自宅も明治初期から120年以上経つ古民家だし、
基礎が沈んできていずれは何かしらの手立てをしなくちゃかな~とか、
考えただけで末恐ろしいことが待ち受けていそうですね。

立派な家を残してもらっていることには感謝しかないけれど、
それにしても、想定外のことが多すぎて、トホホです。

まぁ、家を継ぐ、そして守るって、そういうことね。


最近、仕事のことほとんど書いていませんね。。。


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自分の力が及ばないこと。

2018.08.04 01:23|naoko@kisoji
40も間近になると、
「お子さんは何人?」と
聞かれる事が多くなってきた。

もちろん、その都度
「"まだ"いません」と答えるのだけど、
子どもを授かると言うことは、
本当に奇跡の積み重ねで、
そう簡単なものではないと実感する。

医療の力で解決できることは限られていて、
高度生殖医療であっても、
最終的には奇跡の積み重なりによって
命が育たなくてはならず、
そこに医療は介在できない。

子どもの虐待なんかのニュースを見ると、
彼女らはその奇跡を実感できないまま
授かってしまった可哀想な人たちなんだと
思うようにしている。
本当は、そんな親の元に生まれてしまった
子どもが一番可哀想なんだけれど。
そうでもしないとやりきれない。

以前ほど、
人の妊娠出産の知らせに気持ちを
揺さぶられることは少なくなったけど、
望んで比較的すぐに授かっている人をみると、
羨ましいし恨めしいのは否定しない。

「なぜ私はダメなの?」って、
心が荒ぶことがないように、
次の奇跡を信じるしかない。

でも、どうしようも出来ずに
時間を費やさざるを得ないこともあり、
正直焦るばかり。

奇跡を待つのみの不確定な状況では、
理由をはっきり伝えることもできずに
仕事をキャンセルせざるを得なかったり、
思いの外体調が悪かったり、
100%動けない自分にもストレスを感じる。

精神的にアンダーな事も増えて、
仕事に集中できないことが頻繁に起きる。

待ち望んだ結果がともなわず、
結局のところどっち付かずなだけの自分に
無責任さを感じてしまう。

だったら、仕事やめればいいって
思うこともあるけれど、
そうはいかないし、そうしたくもない。

それって、二兎を追う
欲張りな考えなんだろうか。

強く生きてるつもりでも、
結構ダメージくらってつらいものがある。
私の何がダメなんだろうか。



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