10 | 2007/11 | 12
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
プロフィール

尚子

Author:尚子

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

お酒が好き!!!

2007.11.29 16:12|naoko@kisoji
昨日は、ある酒蔵の若い杜氏さんが、
うちの杜氏のところへ何やら相談事をしにやってきました。

私よりも少し年上なのですが、それでも酒造り歴は8年になるのだそうです。
普段、お酒を飲んで話をする機会などそれ程なかったので、
たまたまの機会ではありましたが、たくさんのお話ができてとっても勉強になりました。

杜氏たちの晩酌の時間から、麹室の仕事を経て、
気づいたら午前0時を回り、お酒も一升近く空いていました(^_^;)

どんなお酒を造っているとか、
うちの蔵ではこんなだよとか、
酒に対する想いとか、
色々なことを話したような気がします。

『ホントにお酒のこと好きなんですね。』なんて聞くと、
『好きだね~。お酒の話ならいくらでも話していられるよ。』と。

うちの杜氏たちもそうですが、
本当にお酒のことが好きなんですよね。

ただの仕事ではなくて、お酒と共に生きているとでも言うのかな。

そんな気持ちが溢れるほど伝わってくるので、
私もついつい色んな話をした気がします。

最近色々なことを経験して感じることがあります。
昨日もやっぱりそう感じました。

『醸された酒には意思がある。』
と。

ちょっと変かなぁ???

でもそうなんですよね。
だって、私たち蔵人が心を込めて醸したお酒です。
たかが年間50本中の1本の醪かもしれませんが、
その仕込から管理から全てにおいてすっごく気兼ねします。

全く同じ環境で、同じ状態で仕込めるわけがないのです。
当然天気や気温や使う米の種類によっても気兼ねすることは山程です。

『酒造りは毎年一年生だ。』


よく聞くフレーズかも知れませんが、本当にそうなんですよね。

と言うことで、醸されたお酒に意思がないわけないと思うんです。
だからこそ、米も仕込配合も温度管理も同じお酒だったとしても、
タンクが違えばそれぞれの個性が絶対にあるんです。
その個性にに合った顔や名前を付けて世に送り出してあげたいんです。

名前もつけられずに調合されてしまったり、
あまり良いとは言えない環境で貯蔵されたりすると、
お酒もやっぱり拗ねたくなるんでしょうね。
絶対に拗ねちゃったお酒はその表情で分かります。

でも、それをしっかりフォローしてあげれば、
お酒の表情もまた豊かになってきます。

造り手だけではなく、売り手の気持ちがきちんと伝わるのです。
反対に、こちらの問いかけにきちんと応えてくれるんです。
本当にかわいいですね☆彡



◇◇◇昨日は一体何合飲んだのでしょう(・_・;)◇◇◇
◇◇◇(((((人気blogランキング)))))参加中です!!! ◇◇◇
◇◇◇クリッククリック♪お願いしますm(__)m◇◇◇


初しぼり♪

2007.11.26 22:21|naoko@kisoji
今日は待ちに待った初しぼりの日でした♪

今か今かと待ちわびながら、この日を待っていたのです。
何せ、醪(モロミ)は生き物ですから、
『○日にしぼります!!!』と宣言したところで、
その通りになるとは限りません。

まぁ、もちろん管理の上である程度の予想はつきますが…。

とにかく、杜氏を始め蔵人さんたちはご機嫌で、
自分の仕事が終わって一足早い蔵人さんたちの晩酌に顔を出したときには
みんな出来上がっていて、いつも以上にうきうきしていました♪

…ということで、こういう日は近くのスナックに出かけることになります(・_・;)
ホント、田舎のカラオケスナックって感じです。

でも、ご機嫌の杜氏はママさんに会いたくて仕方ありません。
と言うより、その喜びを外の誰かに伝えたいんでしょうね。

そんで、そこに居合わせたお客さんとたくさん話して、
十八番の『信濃の國を』唄って満足して帰ってきます。



カウンターに座った杜氏とママです。
なんか、いい雰囲気ですよね。
このママのこと、杜氏は大好きなんです♪
そして、杜氏が食べているのはイチゴ味のキャンディです(^^ゞ

まぁ、それも良としましょう。

造りのある期間は、散々飲んだ挙句にここに飲みに行くことが多いので、
ママには結構迷惑掛けっぱなしです(・_・;)
ごめんなさいm(__)m

それでもさ、お祝いは盛大にしなくてはね!!!


☆☆☆ここのスナックで随分と演歌を覚えました♪☆☆☆
☆☆☆(((((人気blogランキング)))))参加中です!!! ☆☆☆

親孝行って何だ???

2007.11.23 00:04|naoko@kisoji
親孝行って、どういうこと???

誰を満足させる為にすることなの???

私は、傍から見れば
『蔵を継ぐ決意をした孝行娘』となっているのです。

でも、実際に蔵に帰ってみて自分なりに感じたことを実行し、
時には親がやってきたことと正反対のことがあったりし、
とにかくとにかくぶつかることばかりです。

その衝突によって、親を悲しませたり、
自分自身が傷つけられたり、傷ついたり…。

そんなことって、やっていて誰しもが満足していない。

時代背景が違い、蔵の置かれる状況が違い、
そこを取り巻く人々も得意先の業態も、すべてが変わってきているのです。

『温故知新』

在り来たりに聞こえますが、私の好きな言葉です。
絶対に守り抜きたいと思うものだけは、心に持っているつもりです。
何があっても壊すべきではない大切なものを受け継いでいるつもりです。

十五代も続いている伝統とは言え、
私にとっては二代目気分です。
父の代であまりにも変化が大き過ぎたからだと思います。

がむしゃらに進んできて、石垣をここに築き上げた湯川酒造に対して、
私の役割は冷静に将来を見据えて城を築き上げることだと思っています。

城を築き上げる為には、補強をしなくてはならない石垣もあると思います。

まだまだどんな城を築くべきか、どんな城がこの石垣にはふさわしいのか、
すぐには答えの出ないことではあると思います。

酒造り三年目、石垣の上から景色を眺め、
徐々にではありますが築くべき城の形が見えつつある気がします。
マイナスの失敗なんて一切ない。

そう思っていれば、どんなことにでも打ち向かっていくことが出来ます。
そして何よりも自分の気持ちに正直になれるのです。

親孝行。

そんなの何十年後に果たせるのか…。
親が生きているうちに果たせるのかどうかも分かりません。


◇◇◇難しく考えすぎたかな…◇◇◇
◇◇◇(((((人気blogランキング)))))参加中です!!! ◇◇◇

アルコールがやってきた。

2007.11.16 23:22|naoko@kisoji
待ち望んだ醸造アルコールが先日蔵に届きました。

なぜ待ち望んでいたかと言うと…。
以前の日記でアル添について色々書きましたが、

→→→昭和25年(2007年9月17日)
→→→日本酒造りって伝統技術なの???(2007年10月15日)

皆さんのたくさんのご意見を読みながら、
それでも醸造アルコールにしっかり向き合ってみようと考えたのです。
一番向き合うことが出来るのって、移入の時かな~なんて思って、
今か今かと醸造アルコールがやってくるのを待っていました。
何も考えずに、その液体と対面してみたかったのです。

…というわけで、



こんなタンクを積んだトラックがやってきました。
この中には96%(だったっけ???)の醸造アルコールが入っています。
これを蔵のタンクに移し、蔵では30%にまで加水して貯蔵します。

第一印象…病院の匂いがする…………。

タンクまではホースで繋いでポンプで送るので、
蔵内にそのアルコールが飛び散ることはないのですが、
それでもやっぱり匂いは蔵の中に広がります。

んで、様子を見ようと注がれているタンクの上に登って
中を覗いたのですが、とてもじゃないけど目を開けていられない…。

う~ん…やっぱりこの液体を丹精込めて醸した醪に混ぜるのは…と、
かなりの躊躇を感じてしまう結果となりました。

もっともっとお酒らしさを感じることのできる液体であればまだしも、
私にとっては薬品であったり工業用品であったり、
とにかく機械的で人工的なものにしか感じませんでした(T_T)

勇気を出して、口にしてみましたが、やはり…。
これは全くの拒絶反応で、素直に向き合えていないのでしょうか。
いや、私としては素直に向き合ったつもりです。

確かに、戦後の暗い日本の中で人々を支えてきた酒はアル添酒であったかもしれません。
と言うより、当然アル添酒であったのでしょうが、
それはアル添酒の過去の栄光であって、
その歴史を未来に伝えてさえくれればいいのかな…と。
(うぅ…こんな書き方をするから角が立ってしまうのでしょうか…。)

あんまりアル添自体を否定することはしたくありませんが、
私個人としてはどうしても受け入れがたいものになってしまっています。
本当に了見を狭くしてしまっているのも良くわかるのですが…。

今回移入されてきた醸造アルコールを感じたことによって、
一生懸命酒を醸そうと頑張ってくれた酵母や麹菌たちに申し訳なくなりました。

酵母や麹菌を利用する代わりに、
私たち造り手はできるだけ快適な環境でのびのびと酒を醸してもらえるよう、
手助けをしてあげることがとっても大切なのだと、
杜氏やお頭からヒシヒシと伝わってきます。
彼らも人間と全く同じなのですよね。
機嫌を損ねさせちゃったらいい仕事はしてくれないんですよね。
だからこそ、頑張って醸してくれた酵母や麹菌たちの気持ちを、
アル添によって無駄にしたくないと言う気持ちがとても強くなりました。


◇◇◇旨い酒って何だろう…???◇◇◇
◇◇◇(((((人気blogランキング)))))参加中です!!! ◇◇◇
◇◇◇クリッククリック♪お願いしますm(__)m◇◇◇

嬉しい偶然(^^♪

2007.11.14 22:09|naoko@kisoji
『縁』は繋がる…。
とは、こういうことなのですね!!!ってな、嬉しい出来事が。

愛媛県に住んでいた際、
よく会社の同期と高知県の西の果てまでダイビングに行っていたのですが、
その同期の学生時代の先輩二人と、ダイビング繋がりで仲良くなりまして。

でも、私も彼女も四国を離れてしまったので、
なかなか一緒に潜りに行けていなかったのです。
と言うことは、その先輩方にもお会いできないと思っていたのですが…。

【一人目】

横浜赤レンガ倉庫で先日行われた物産展にて。
どこかで見たことのある方が、こちらのテントをにこにこ眺めているじゃありませんか。
『えっ\(◎o◎)/!誰???』
一瞬時が止まって、ふと考える……。
そう、ダイビングの時にしかあえないと思っていたあの先輩が!!!
しかも、偶然物産展に通りかかって私を見つけてくださったとか!?

【二人目】

先日、蔵で仕事をしていると…。
『なおちゃ~ん!!お客さんだよ~!!!』と呼ばれ…。
蔵を出て行ってみると…、そこにもうひとりの先輩が立っているじゃぁありませんか!?
やっぱり『えっ!?何で???』と一瞬考える……。
いやぁ、何でもなにも、実際にそこに立っていたんですよ。
たまたま仕事の関係で大阪から木曽まで来たら、
うちの看板見つけてわざわざ足をのばしてきてくださったんですよね。

何が凄いって、その二人の先輩にこんな短期間で偶然お会いできるなんて!!!
お二人にはもう一年以上会っていないし。
前の会社の同期が一緒じゃないと会えないと思っていたし。
人と人との縁って、やっぱりどこかでしっかり繋がっているものなんですね。

すごいな~すごいな~~~!!!ってひとりで感激しています(*^_^*)


◇◇◇『偶然』って、実は『必然』なのかも◇◇◇
◇◇◇すべての行動や考えが『偶然』を創り出すのかな~なんて。◇◇◇
◇◇◇(((((人気blogランキング)))))参加中です!!! ◇◇◇

書家をめざせっ♪

2007.11.10 23:44|naoko@kisoji


この歳になっても、自分の書いた字に二重丸をつけてもらえると嬉しいもので。

今日からお習字に通うことになりました。
まずは基本の『一』『二』…から(^^ゞ

久々に持つ筆に少々緊張しながらも、
何だか楽しくなってただひたすら横棒を書く二時間でした。

小学生から中学生にかけてずっと通っていましたが、
嫌で嫌でたまらなかったお習字も、今となっては実用的だし楽しいですね☆彡

造りに集中する為には、まず精神鍛錬から!?なんて言えばかっこいいかな!(^^)!

お手紙や月々書いている九郎右衛門だよりの字がもう少しまともになることでしょう!!!

あ……毎月1日発行の九郎右衛門だより………………。
今月はまだ書いてないぞ(@_@;)


◇◇◇生まれて初めて”ものもらい”ができました(T_T)◇◇◇
◇◇◇(((((人気blogランキング)))))参加中です!!! ◇◇◇
◇◇◇クリッククリック♪お願いしますm(__)m◇◇◇

値上げオンパレード

2007.11.09 23:18|naoko@kisoji
近頃の原油価格の高騰により、様々の物の価格が値上がりしています。
ビールや焼酎もそうですが、食料品の値上げも次々と始まっています。

そんな中、日本酒は…。

なかなか値上げに踏み切れていないのが現状ではないでしょうか。

小麦の価格が高騰するように、米の価格も…なんてことは今のところありません。

でも、米を蒸かす為のボイラーの蒸気を使っています。
火入れをするのもボイラーの蒸気に頼っています。
蔵の中や道具の洗浄に使う熱湯を沸かすのも、もちろん。
ボイラーは酒造りには不可欠な道具です。
当然その燃料となる重油の価格は値上がりしています。

お客様の元へ運ぶ為のダンボールや化粧箱も値上がりしています。
お酒の顔であるラベルも値上がりしています。

もうそろそろ限界じゃぁありませんか???

だからと言って、
『今は1.8Lで3,000円越えちゃうとね~動きが悪くなるんだよね。』
なんて言われてしまうと、やっぱり値上げに踏み切れません。

やっぱり売れ筋は1.8Lで2,500円以下の純米酒です。
地元では普通酒が1,700円です。

業界自体が右肩上がりで勢いがある状態であれば、
1.8Lで100円程度の値上げは容認されるのでしょう。

でも…こんなことは言いたくないけど、
お世辞にも右肩上がりの業界とは言いがたい状況です。
ここで、うちみたいな小さな蔵元が値上げに踏み切ったとして、
うまいこと認められていくのでしょうか…。

キリンビールでさえも、今の社会情勢が与えるコスト増に対して、
企業努力としてのコスト削減だけでは追いついていかない…として、
値上げに踏み切ることになりましたよね。
それだけでも、色々な意見が錯綜しているのに…。

もちろん、様々なコスト削減に対してはまだ努力できることは山ほどあります。
でも、この危機的状況を乗り越えなければ、コスト削減に取り組む前に、
酒造りの存続が危うくなってきてしまいます。

だからと言って、コスト削減を原料の質を落としたり、
アル添量を増やしたり、思いっきり米を溶かして酒化率をあげたり…
なんていう、酒の質に影響するようなコスト削減は絶対にしたくありません。

う~ん、何だか難しい自体に陥っていますね(>_<)
今よりもまだまだ弱小蔵だった時は、
木曽地方の大きな有名蔵の値段にあわせて価格を決定していたそうです。

…談合……………の様な状況もあったみたいです。

そうでもしなくては、有名蔵の横に並ぶ無名蔵のお酒は売れなかったんですね。
その名残なのか、誰かが値上げをするのをまだかまだかと待っているように思えます。
そうやって、牽制しあっているのかな…。

蔵の利益だけを考えれば、いち早く値上げしたいと痛感します。
でも、それで消費者の方が喜ぶのか???
恐らく致し方ない理由があるので、納得はしていただける気はしますが、
それが理由で、『じゃぁ、お酒飲むのやめよっか。』なんてのは
ただただ消費を減らしていく悪循環を作るだけではないのかな…とも思います。

私だって、お酒があるからこそストレスを溜め込まずに生活できているんです。
お酒って絶対的に必要なものなんですよね…少なくとも私にとっては……(^^ゞ
そんな方々に気兼ねなく、お酒を楽しんでいただきたいんですよね。

『いいものにはお金に糸目をつけない。』なんて方も増えてはいますが、
それは日常のものではなく、特別なものになってしまうのですよね。

風が吹けば桶屋が儲かる…的な状態で、
中近東のオイルマネーの操作のお陰で、こんなところにまで影響があるのですね(T_T)

最近杜氏がしきりに言っていることがあります。

昔は貧乏だったけど、
お金に振り回される生活はしていなかった
、と。
農業
と言う、人間が生きていく上で絶対的に必要なことを、
生活の糧として、多くの人が生活していたからだと。

実際に、今はオイルマネーに振り回されている生活になりつつあります。
農業だって、原油価格の高騰は直接的な打撃となります。

オイルマネーを操作している人たちだって、
野菜や米は絶対に食べなければ生きていけないですよね。

もっともっと、『人間がどうして生きられるか。』を考え直して欲しい…と。

確かにな~って思いますね。

うちも実際に小さい家庭菜園で、かなりの野菜を作っています。
いや、作っているのはうちの母ですが…。

見てくれは悪くても、それなりに生活は出来ますよね。

酒造りも、農業と通じるところがたくさんあります。
種をまいて芽が出てそれを大切に育てて花が咲いて実が取れる。
麹を造るのも、全く同じ過程をたどるんですよね。

醪になれば、酵母が自分のライフサイクルの中でお酒を醸してくれます。
下手な生き方かもしれませんが、
『物を育てる』ことが出来る私は幸せ者です(^^♪

長すぎてまた意味が分からなくなってきちゃったけど…(・_・;)
まぁ、何かと悩み多き業界です…はい………………。


◇◇◇どこに向かって行けば、幸せな日本酒業界が見えるのかな。◇◇◇
◇◇◇(((((人気blogランキング)))))参加中です!!! ◇◇◇

お酒の赤ちゃん。

2007.11.08 16:47|naoko@kisoji
お酒の赤ちゃん…それは『酒母』です。

…あ、お酒の母かな(^^♪

醪の発酵の主役である『酵母』
大量に元気に純粋に…培養してあげるのが酒母の役割です。

今日、酒母タンクを覗いてみると…。

尚子の酒の酒母と同じ日に仕込んだ酒母は、
もうすでに動き始め、『ぽこっ...ぽこっ......』としゃべり始めました(*^_^*)



かわいいものですね~♪

ちなみに、尚子の酒の酒母は酵母が違うので、少し立ち上がりはゆっくりです。
まだ何にも話しかけてきてはくれません(>_<)

早く育って欲しいなと、ドギマギしますが、
焦らずゆっくりじっくり付き合っていきたいと思いますね!!!



ちなみに、これは『汲み掛け』という作業の様子です。
酒母の仕込みの後、蒸米は水分を吸収して膨らみます。
また、その蒸米は麹の酵素力によって徐々に糖化されてくるのですが、
よりその糖化を進める為、タンクの下のほうに溜まった水分を
汲み出して上から掛けてあげる作業のことです。

うちの蔵の場合は、仕込みの翌日の朝からが汲み掛けの作業となります。
ホント、赤ちゃんを育てるような、優しい作業ですよね。
いつも見ていてほのぼのとしてしまいます。


◇◇◇今日は入場祝い♪旨いお酒が飲めるぞ☆彡◇◇◇
◇◇◇(((人気blogランキング)))))参加中です!!! ◇◇◇

いつもの…。

2007.11.07 20:34|naoko@kisoji



毎年恒例行事。

酒造の安全祈願が本日行われました。

近くの神社の神主さんが、毎年来てくださいます。
地元の神社と、酒造りの神様松尾様に、
今期の酒造りが怪我や騒動がなく無事に終了しますように、
旨い酒が今年も造れますように…と祈願します。

ただ…今年は私の中でちょっと雰囲気が違ったというか。


実は、先日のヨネシロの名前決めの会合の時。

この神主さんも来てくださっていたのですね。
と言うのも、ヨネシロの米を作ってくださっていたからなのですが。

その時に、うちの社長と言えば…。

『おぅ、また7日にいつものやつ、頼むわ!!!』


おいおい(一_一)

『いつものやつ…』
って。

まぁ、結局はいつものやつなんだけど、
そうやって頼まれちゃったら、何だか重みが…(・_・;)

まぁ、いつものやつは、いつもの通り滞りなく終了しました。

でもさ、『いつもの…』をバカにしてやらないでいると、
絶対に蔵で怪我人が出たり、あり得ない失敗が起こったり…
なんて事態に陥るものなのですよね、きっと。

この『安全祈願』はなくてはならない蔵の重要行事なのです。

実際に、安全祈願の後は何か神様に守られているような気がします。


◇◇◇(((((人気blogランキング)))))参加中です!!! ◇◇◇
◇◇◇是非、読んでくださった方は…ぽちっとm(__)m◇◇◇

尚子の酒、いよいよスタート♪

2007.11.07 12:13|naoko@kisoji
今年も、尚子の酒造らせてもらえることになりました!!!

ここ二年、続けて200?仕込みの吟醸の管理をさせてもらっていましたが、
今年は吟醸ではなく、『旨い純米酒』をテーマに造りたいっ!!!と、
杜氏とお頭さんにお願いしていたのです(^^♪

『どうせうまくなんか行きっこないんだから、やってみろ!!!』と、
(投げやりではなくて、失敗しながら自分自身で勉強しなさい…と言う意味ですね。)
快く200?の仕込みを任せていただくことができました。

この春~夏にかけて、色々な方とお話をして、
自分の蔵のお酒に対する愛情が益々深まったのと同時に、
欠点や改善点もたくさん見えてきました。

そう言った欠点や改善点をできるだけなくしていこうと、
そして自分がやってみたいことをやったら、自分の思う酒になるのかと、
なにしろ挑戦あるのみです。

もちろん、一人で考えて一人の判断でなんてできないですが、
たくさん相談しながら、頭を抱えてやっていきたいと思います。

当然尚子の酒だけでなく、今年は通常のうちのお酒に対しても、
『たくさん研究しながらやっていきましょう!!!』と、
杜氏や頭と造りが始まる前に話し合いました。


11月6日、尚子の酒の酒母の仕込が無事に終わりました。
総米200?なので、酒母はたった14?の米と米麹で仕込みます。
完全に試験醸造クラスの小さな仕込ですが、
その分かわいくてかわいくて仕方ありませんね(*^_^*)

丁度良い長さの櫂棒もないので、素手で櫂を入れます。
そうすると、同じタンクの中でも温度差があることがまさに手に取るように分かります。
杜氏からは、むしろ『手でかきまぜてみなさい。』と言われました。

昔、杜氏がまだ若かった頃、醪の気持ちが分かりたいが為に、
ふんどし一丁で醪の中に入ってみたことがあったそうです。
下手なやり方かもしれませんが、
確かに手で混ぜることで実感できることがたくさんあります。

私が思うことをやりつくしたら、どんなお酒になるのか、
しぼったお酒の表情を想像しては今から楽しみで仕方ありません。
根拠のない自信ではありますが、
自分の考えている酒質に近づくんじゃないかな~なんて感じていたりもします。

とにかく、いい酒になるよう、毎日『手当て』しながら育てて行きたいですね。


◇◇◇何も分からずに造った一年目が一番気楽でしたね(^^ゞ◇◇◇
◇◇◇(((((人気blogランキング)))))参加中です!!! ◇◇◇