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酒造り唄♪

2007.12.09 20:40|naoko@kisoji
昔の酒蔵ではよく、酒造り唄を歌っていた…なんて話聞いたことがあるかと思いますが、
では何故酒造り唄が歌われていたのか、ご存知でしょうか???

醪のタンク(桶)に櫂を入れる時に歌っていたり、
酒母を立てる際の『酛摺り(もとすり)』の際に歌っていたり、
運んだ水を数えるのに歌っていたり(数え唄)…と、
昔の酒蔵ではいつでも歌声が響いていたのでしょう。

では、何故唄を歌っていたかと言うと…。

そう、時計がなかった時代に、時間を計る役目を果たしていたのです。

何節目まで歌うか、歌う速さをどうするか…といった感じで、
作業の時間を決めていたそうです。

たまに杜氏が歌ってくれますが、まったく必要のない今では、
その唄を覚えることすら難しいです。

その歌詞やフレーズは、杜氏の流派によっても少しずつ異なるのですが、
昔の酒蔵は『女人禁制』
ってことは、必然的に女の子には聞かせにくい替え歌もたくさんあったようです(^_^;)

ま、そうやって単調で長い蔵の仕事を面白おかしくこなしていたのでしょう。

でも本当に合理的だな~って思うのは、『数え歌』です。

これは覚えれたらいいのにな~って感じるのですが、
例えば200Lの水を運びたかったら、試(ため)(20L)を10回運びます。
頭で数えながら運ぶのですが、ふと違うこととか考えちゃうと、
さっきまで数えていた数字が一気に吹っ飛んでわからなくなっちゃうんですね。

そんな時、それぞれの数字に準えた短いフレーズを一回一回歌うのです。
そうすれば、他の事を考えていても、どこまで歌ったかは比較的容易に思い出せるのですね。

でも杜氏に聞くと、
『う~ん○番の唄は女の子には聞かせられんなぁ』なんて、ニヤニヤしています。

女人禁制だった理由は、酒造りの神様『松尾様』が女性の神様だから。
蔵に女性が入ると、松尾様がやきもちをやいてしまうから。

でも、本当の理由はきっと…
昔の出稼ぎで住み込みの蔵人たちにとって、一人でも女性がいることで、
その風紀が乱れ、和が乱れてしまう、てなところではないでしょうか。

女性が造りに参加していれば、
女の子に聞かせにくいような替え歌で楽しく…なんてこともできなかったのでしょうね。


◇◇◇当時、音痴な人は重要ポジションにはつけなかったとか!?◇◇◇
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