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こつこつ続けます

2009.06.30 22:12|naoko@kisoji
blogの記事って、書かなくちゃ!って思ってしまうと、
なかなか続けられないものなんですね。

ここ最近、1ヶ月とか平気で開いていた更新が、
この1週間順調に毎日更新できております。

blog、たくさんの方が読んでくださっていて、
ず~っと『書かなくちゃ~』って思いながら、
頭の中でネタを考えながら、
結局一日が終わってしまって書けず仕舞い…。
てな感じだったんですが、
ここのところは何ででしょうか。

特に無理をして書いているわけでもなく、
書きたいことが少し前までの様にすらすら文字になるように。

自分の思うことを文字にするって、
頭の中の整理になるなって、ホント思うのですが、
また書ける様になってきたってことは、
頭の中の整理をしたいのかな。

まぁ、自分の頭の中の解析はしないこととして。

さて、6月は湯川酒造の場合、
一年のうちで比較的出荷が少ない月のひとつです。
と言うことは、会社の作業も正直、ヒマ。

書類を作ったり、お得意先にお歳暮の提案をしたり、
仕込計画の下準備をしたり、色々やることはあるんですけど、
でも、身体を使ってする作業的には…少ないかな。

なので、6月は大抵社内の整理整頓月になるんです。
ここ藪原では7月の8日9日にお祭があるので、
お祭前後は出荷も多いし、結構忙しいんですよね。

なので、ヒマなのも恐らく今日までかな。

と言うことで、ここのところ何日か掛けて、
社内や倉庫の整理整頓を行いました。

残念ながら、あまり好評でなく、
使い切ることができなかった古いラベルやカートン。
もう10年以上も使われていない道具。

当たり前に存在する置物の様に、
何気に目立つところに放置されっぱなしの箱。

よ~く目を凝らしてみると、
見えない振りをしていた、不必要なものが山ほど。

捨ててしまえば楽だけれど、
資源と思うと捨てにくいし、エコじゃないし、
極力リサイクル品とゴミとに分別して、
業者さんに引き取っていただいたり、持ち込んだり。

結構不必要なものって多いんですね。

今まで、会社の片隅に自分たちで簡易的に作った物置を使っていたのですが、
天井までの高さを有効に使えていなかったので、
地元の建築会社にお願いしてロフトを作ってもらい、
そしたら結構物置としてのキャパシティが増えたんですね。

明日からは、時間を見て新しく作られた物置に、
いかに上手く資材を収納していくか…の作業です。

常に使っているものだから、
パズルの様に収めきってしまってもダメだろうし、
うまいこと効率よく物置を使えるように、
地図を描いて収納していければいいかな…と。

なかなか頭を使う作業のような気がしますが、
チャレンジしてみようと思います。

何しろ、早く収納しないと、今までその物置にあった資材たちが、
蔵の1階にずらりと仮置きされていて、邪魔なんです。

今はあまり使っていないので、
蔵の1階は広く場所が空いていなくても良いのですが、
でも、あんまり見ていてすっきりしないので。

まだまだ不必要なものも出てきそうなので、
思い切って処分を考え、スリム化ですっ!!!

あ、外からはお祭のお囃子の音が聞こえてきています。
街道沿いの提灯もいよいよ上がり、ウキウキです。


◇◇◇今年もお神輿担ぐかな!(^^)!◇◇◇
◇◇◇(((((人気blogランキング)))))参加中です!!!◇◇◇

なんか最近、いっぱい書けますね。

2009.06.29 20:12|naoko@kisoji
雨ですね~!!!

沖縄が梅雨明けと言うことで、
こちら本州は本格的な梅雨に突入と言うことでしょうか。

来週8日9日はやぶはら祭。
去年は大雨の中お神輿を担ぎ、頭からずぶ濡れ。
えらい思いをしたものです。

今年は、一応また担ぐつもりにしていますが、
晴れて欲しいなぁ…。

とまぁ、ここ藪原も7月に入ればお祭一色に。
我が家でも、毎年恒例の人形(ヒトガタ)でのお祓いを行いました。




お正月とお祭の時、この人形に自分の名前と生年月日を書き、
自分の人形に『はぁっ』と息を吹きかけて、頭や身体を撫でるのです。
そうした人形を神社に納め、お祓いをしていただくんですね。

神社からは家族分の人形しか届かないのですが、
うちにはもう一匹家族がいるので、
彼の『犬形』も作って一緒にお祓いしてもらうのですね。

どれほどの効果があって、毎年守られているのかはよく解りませんが、
やっぱりこの時期になると、当たり前にお祓いしなくては。

きっと、当たり前だけれども、
これを欠かしてしまうと何か良からぬことが起こってしまうのかな。

と言うわけで、今年もお正月に続き、
お祭のお祓いも無事に行い、あと年内は無事に過ごせそうです!!!


◇◇◇(((((人気blogランキング)))))参加中です!!!◇◇◇

伊那経営フォーラム

2009.06.28 11:39|naoko@kisoji
山を越えてお隣の伊那谷へ。

『伊那経営フォーラム』と称した講演会を聞きに行ってきました。

===========================================================
【人と絆を強さに変える経営】

第一部:対談『絆が生まれる瞬間』
       高野登氏(ザ・リッツカールトン・ホテルカンパニー 日本支社長)
       大久保寛司氏(人と経営研究所 所長)
第二部:講演『人育ては自分育て』
       中井政嗣氏(千房株式会社 代表取締役)
第三部:パネルディスカッション『人づくりが未来の成長につながる』
       塚越寛氏(伊那食品工業株式会社 代表取締役会長)
       中井政嗣氏
       高野登氏
       大久保寛司氏(コーディネータ)
===========================================================

なかなかおもしろい講演会だったと思います。
今、私は従業員さんたちの存在について、
すっごくすっごく頭を悩ませています。

だからこそ、この講演のタイトルを見た瞬間に
ぜひとも聞きたいと思って、すぐに申込をしました。

たった10人程度の会社なのに、
従業員さんと社長たちとの距離感を凄く感じ、
いざこざがあったり、いい雰囲気とは言えない環境だったのです。

これまでがダメだったと言うわけではなく、
色んな要因が重なって、結果として現在に至ったのでしょう。
致し方なかったことも多々あったと思います。

でも、今その環境を見て、私自身が嫌だと感じ、
変えたいと感じているのだから、
それは徐々にでもいいから自分の力で変えていきたいと思うのです。

実は、7月末でひとりの従業員さんに辞めていただく事にしました。
その方も、もう14年湯川酒造で働いてくださり、
最近では色々すれ違いはあったとは言え、
湯川酒造に対して多大な貢献をしてくださったことには変わりありません。

でも、私の中では湯川酒造の流れをせき止めてしまって、
よどみを作ってしまっている石のようなものになってしまって…。

今の私には、その石を取り除くことしか考えられなかったのです。

もう、60歳に近い年齢で会社を辞めるということは、
次の職探しもかなり苦労するのではないかと思います。

その方の人生に対しても、私が大きな影響を与えてしまい、
そんなことをしてしまってよかったものなのか、
今からでも、何か別の努力でいい関係を取り戻すことができたのではないか、
色んなことを考えてしまいます。

でも、思い切って決断して、実行して、
あんまり気持ちのいい決断ではなかったのだけれど、
実行したからには、その方に失礼にならないように、
大きく、そして良く、会社を変えて行きますので見守ってください…。
と、伝えました。

そう言うしか、自分を繕えなかったというか。

でも、新しく動き出したのだから、進むのみです。


で、今回の講演会。

【職場の雰囲気が仕事力】である…と。
確かに、その通りだと感じました。

従業員さんが気持ちよく仕事をしていることで、
会社と従業員さんが同じ志のもと、仕事ができることで、
お客様へより良い商品が届くのだと思います。

会社の、私の、【想い】を従業員さんにも共有していただき、
それをお客様へ伝えていかなくてはならないのだと思います。

今までは、『従業員さんの満足』と言うことを履き違えていました。
ヒューマンエラーを減らす為に、作業を単純化する…だったり。
作業時間を短縮する為に、資材を減らす…だったり。

でもそれって、内部事情であってお客様には関係ないこと。
お客様がどんな商品であれば満足するか…と言うことを、
従業員さん全員が考えられるようになれば、
多少複雑な作業であっても、それを行うことに満足感を得られたり。

クレームを絶対に出さない…それはお客様に迷惑がかかるから。
って考えられれば、単純なヒューマンエラーもなくなると思うのです。

もちろん、必要のない無駄は同時に省いていかなくては。

同じ物事でも見る角度を変えるだけで違うように感じられるのですね。
それをしっかりと誘導していくのは、今、私の役割だと思います。

何はともあれ、私自身が今後どうしていきたいのか、
しっかりと腹をくくり、従業員さんたちと共に歩んでいきたいと思います。

時間は掛かるだろうけれど、楽しいことです。



◇◇◇色んな人の話を聞き、吸収し、出会いを大切に◇◇◇
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湯川酒造、献血ツアー

2009.06.26 18:30|naoko@kisoji
『本日は役場前にて献血を実施しております。』

と、村内放送。

毎年恒例(?)の湯川酒造献血ツアーと言うことで、
献血好きの5名で揃って献血へ。

去年は比重が足りなくてできなかったとか、
体重が○○キロだから、400ml取らなくちゃとか、
ワイワイ、ガヤガヤ行ってきました。

そんなに騒いでたら血圧上がるぞ!!
なんて言っていたら、ホントに血圧高かったし(・_・;)

私もこれまで結構献血には行っているんですが、
その度に献血手帳をなくしてしまって、あたふた。

でも、今はすごいですね~!!!

名前と生年月日で、私の献血記録がぜ~んぶ検索できちゃうんです。
しかも、献血手帳は廃止になって、
ポイントカードみたいなカードになったんですね。
これならお財布に入るので、もう失くさないでしょう!

と言うわけで何事もなく、今回も献血OK。
ただ私は200mlしかダメなのだそうで、200mlで。

毎回思うんですけれど、献血の時の注射針、
かなり太いんですよね。

一緒に行った人は、針の刺さる瞬間、目を背けていました。
私は…注射は全然平気なので、
むしろ刺さる瞬間を凝視しているんですよね。

あ~刺さっていく~ってな感じで。

だって、知らない間にあんな太い針を刺されるなんて、
そっちの方が恐ろしいものです。

そしてそして、更に驚くことに!!!
blogを読んでくださっている方で、
先日上諏訪の飲み歩きで声を掛けて頂いたKさん、
実は、血液センターの方だったようで、
今日の献血のスタッフでいらっしゃって再会をしたんですね~!!!

前回と同じで、『湯川尚子さんですよね。』って。
びっくりしたし、ホント嬉しかったです♪

これこそ、お酒が繋ぐご縁なのかな!なんて。

ともあれ、今日はちっちゃな社会貢献と、
嬉しいハプニングで、ちょっとだけ満足げな一日でした♪



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暑いっ!!!

2009.06.25 18:29|naoko@kisoji
梅雨時期だと言うのに、本当に暑い日が続きますね。

先日、どこかの気象予報士の方が
『今年の梅雨はメリハリのある梅雨ですね。』
と解説しているのを聞きました。

梅雨なんだから、メリハリとかいらないし。
ていうか、メリハリありすぎだし。

先日、社長と専務が関西方面へ車で出かけた時のこと。
19時くらいには帰ってくる予定だったのに、
車が故障して高速道路のSAで立ち往生したとか。
しょうがないから迎えに行くよって、出かけたのはいいのですが、
思いの外遠いし、雨はこれまでに経験したことがないくらいの豪雨だし。

ちなみに大垣ICまで。
小一時間で行ける土岐ICと大きな勘違い。
気軽に『じゃぁ迎えに行くから待ってて!』
なんて言っちゃったけど、大垣までだと2時間半はかかるし…トホホ。

高速のった途端に、ワイパー最大でも前が見えない。
前を走っている車のテールランプすら見えない。
なのに、トラックが水しぶきあげて抜いていくから、またまた前が見えない。
しかも、遠いし、夕方で薄暗いし。

帰りも木曽街道に入った途端に、また豪雨。
眠いし、暗いし、カーブは多いし。

とにかく、何がメリハリだって話をしたかったんですが。
雨が凄すぎて、土砂崩れでも起きるんじゃないかって、怖かったものです。

いつもいつも思うけれど、何だかおかしな気候になってきちゃいましたね。
そんな豪雨があったかと思えば、翌日からは一滴も雨降らず。
気温は日中余裕で30℃超えてたり。

避暑地に最適な、高原!!!
ってのが、ここ木曽の売りのひとつなのに、
こんなに暑かったら、来て下さった皆さんもびっくりですよ。

でも、もうこの時間になると涼しいんです。
確かに、都会の空気とは違ってサラッとしてるんです。

ってことは、やっぱり避暑地!!!なんでしょうか。

さて、暑い暑いと言っているうちに、
平成20酒造年度(H20BY)もあとわずかで終了です。

7月に入ればいよいよH21BYがスタートです。
まだまだ先だと思っていたのに、
また今季も酒造りの幕開けです。

って、まだ幕開けって言うには早いのかな。
でも、早くから準備をし始めないと、
結局あっという間に9月で、蔵の掃除とか始めなくちゃだし、
のんびり掃除していると、杜氏と蔵人の入場になっちゃうし。

もうすでに、少々焦り気味になっております。

H21BYは、蔵の作業体制を大きく変えようかと考えています。
具体的には、『早朝蒸し』。
他のお蔵ではごく当たり前のことなのですが、
うちの蔵ではもう20年来『午後蒸し』で酒造りを行ってきております。

ここ藪原は谷が狭くて、蔵の西側のすぐ傍に山がそびえています。
なので、日照時間が短くて。
冬ともあれば、14時過ぎると日がかげり始め、
15時頃にはもう太陽は山の陰に隠れてしまいます。

で、日が沈んでしまえば、気温もグググっと下がるんです。
これは夏でも一緒なんですが。

と言うことで、夕方でも充分に寒かった!!!為に、
午後蒸しが可能であったようなのですが。

まぁ、そうすれば朝早起きしなくてもすみますし、
身体的には随分楽だったのかな。

私も、今来ている蔵人さん2人も、早朝蒸しの経験がありません。
唯一経験しているのは、現杜氏の花岡さん。

でも、他のお蔵で当たり前にやっていることなので、
うちでできないわけがないですよね。

早朝蒸しにしたい理由は何点かあるんですが、大きくは次の二つかな。

?午後、蒸米が上がる時間が、一日の中で一番気温が高いこと
 反対に、朝が一日の中で一番気温が低いこと、空気も乾いていること
?洗い物等の作業を午前中で終わらせられるので、午後イチから米洗いに専念できること

とにかく、H21BYは洗米→蒸米をもっともっと上手にしたい!!!
って言うのが、まず一番の目標です。
これさえ上手にできれば、結構何とかなるんです。
でも、この洗米→蒸米が一番難しいんですよね。

ドキドキもするし、ワクワクもしますね。
でも、まだ始まって欲しくない気持ちもいっぱいあります。

体制変更するってことは、何かと勝手が違ってくるだろうし。
他の蔵人さんたちの意見もあるから、
きちんと話し合って決めなくちゃいけないし。

でも、『やろうっ!!!』って思い立ったからには、
実行してみないと気に食わないんですよね。

私、何でも結構『思い立ったが吉日』なんで、
勢いで押し切っちゃうことが多いんですが、
でも、そう言う勢いって結構的を射てるんですよね…たぶん。

って、色々書いていたら、ますます焦ってきました。
さて、頑張るとしますかっ!!!



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滋賀県へ

2009.06.10 21:18|naoko@kisoji
昨日今日、若葉会研修旅行で滋賀県へ行ってきました。

今回の旅程は、

・『不老泉』醸造元の上原酒造さん
・『道灌』醸造元の太田酒造さん
・滋賀県酒造組合の皆さんとの意見交換会
・『たねや』さん見学

でした。

『不老泉』さんは酵母無添加の山廃酒母仕込が中心の造りで、
その他木桶仕込みや日本では数少ない木槽天秤しぼりのお蔵です。

当然、うちでは使用したこともないような道具の数々が。

山廃酒母とは、自然中の乳酸菌や硝酸還元菌、野生酵母の力を借りて、
酒母の栄養や成分が整ったところに、
純粋な培養酵母を大量に添加して育てる酒母の種類です。

速醸酒母が約14日間で使用できる状態に完成するのに対し、
山廃酒母ではその日数が約30日。

しかも、自然中の微生物の力を借りると言うことは、
その分腐造の可能性も高まるわけなのです。

そんな中、不老泉さんではさらに培養酵母すら添加しない。
ってことは、お酒の発酵や味わいに大きく関わる酵母でさえも、
自然中から自然に酒母の中に育つのを待つわけなのです。
まさに、蔵付酵母の力を信じて、
彼らがいかに純粋に育ってくれるかってことなんですが。

とにかくとにかく、大変なことなんですよね。
尋常じゃない緊張感だと思います。
うちでは酵母添加の山廃酒母をたった1本仕込むだけでも、
ひぃひぃ言っているのに…。

そんな過酷な環境で育った酵母たちが醸す酒ですから、
山廃酒母を使用したお酒は、非常に力強いものになるんですね。
酵母自信もとっても強く育ってくれるからなのです。

それに加え、全量を木槽天秤しぼりで上槽しているんだそうで…。

今では片手で数えられるくらいのお蔵でしかやっていない、木槽天秤しぼり。
これまた、かなり手間のかかる方法ですが、
不老泉さんでは全量を木槽天秤しぼりで上槽しているそうです。

更には、木桶仕込まで。

木桶は琺瑯のタンクと違って、洗いにもかなりの手間が掛かります。
木の目地があるので、その中に醪が残ってしまってカビては大変。
ササラという道具を使って、木の目に沿って丁寧に洗わなければならないんですね。

とにかくとにかく、手間の掛かることばかりをやっているお蔵でした。

その分、お酒の味わいも濃厚。
しっかり2年や3年熟成させて味を整え、
どっしりとした飲み応えのお酒に仕上げています。

20BYのお酒も利き酒させていただきましたが、
やはり、せめてあと半年くらいは熟成させたいなって感じ。

でも、それだけお酒に力があるってことなのでしょう。

ご主人は、
『どんなに付加価値のあることや手間を掛けて造っても、
最終的にお客様がおいしいと飲んで下さらないことには意味がない。』
とおっしゃっていました。

本当にそれに尽きますよね。

どんなことでも、当然おいしいお酒の為に行っているには変わりありませんが、
蔵の自己満足に終わってしまってはダメなんですよね。
私もつくづくそれは感じます。

どんだけお酒を造っても、
美味しいと飲んで下さるお客様がいなければ、
そのお酒は引き立たないし、意味がないものに。

自己満足に終わらないように、
でも日々研鑽していけるように、
お酒造りについてもっと考えていきたいものです。


さて、昨日の夜は滋賀県の酒造組合の皆さんとの意見交換会。
お互いのお酒を持寄り、まずは利き酒を行い、その後食事をしながらの懇親会。

県が違えば、酒造りの仕方も大きく違います。
気候の違いが一番大きいのでしょうか。

結局はおいしいお酒を造る為の悩みであることは変わりませんが、
私たちが寒すぎて困っている反面、
滋賀県の皆さんは暖かすぎて困っていたり。

だからこそ、地酒なんですよね。

県の現状や酒造りについて等、
様々な情報交換ができたので、有意義な時間を過ごせたと思います。

現在の日本酒離れやアルコール離れ。
この現状を打開する為には、皆で力を出し合って、
大きな波を作らなくちゃなんですよね。

滋賀県の皆さんも、非常に若くて活気がありました。
長野県も負けてはいられないですね。

頑張っている方々から学びながら切磋琢磨して、
その中でいいアイデアや技術で、
日本酒の普及に取り組んでいきたいものです。



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