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自我の形成って、いつ頃なんだろう???

2009.11.12 22:31|naoko@kisoji
蔵人尚子も、今年で5季目の酒造り。
あれよあれよと言う間に、蔵に帰ってきてからそんなにも時間が経っていることに、
我が事ながら驚いたり…。

2009年は、私の同級生1979年1980年生まれが30歳を迎える年に当ります。
(まぁ、私はまだまだ年内20代ですが^^;)

と言うことで、ここ木祖村で一緒に育ってきた同級生と、
30歳記念同窓会を今月21日に企画しているのです。

同級生だけの同窓会は実は毎年開いていたのですが、
今回は30歳記念と言うこともあって、恩師の先生方をお呼びしての大規模同窓会。

地元に戻っている、もしくはず~っと地元を守っている同級生数人で
同窓会実行委員を立ち上げ、準備をしているところなのです。

で、当日は小中学校時代の懐かしい品々を展示することになり、
子ども時代使っていた部屋の本棚や物置のダンボールをひっくり返して、
写真やら文集やらを引っ張り出してきました。

いやいや、その頃ってのは大人ぶっていたり突っ張っていたり、
文集とか写真とかって、今見ると恥ずかしいものばかりですね。
ただ、その懐かしの品々を打ち合わせに持っていくと、
やはりその当時に一気にタイムスリップして、
あんなことあった、こんなことあったって、話は尽きないものです。

で、あることに気づいたのですが、
中学校の卒業文集を友人と読み返していて、
『この頃って、今の自分を表しているんだね。』って。

確かに、私が書いた文章は、今自分自身が感じていることとそれ程大きく変わらない。
友人も、今でも続けている趣味についてその文集に書いている。

きっと、小中学校時代ってすごく感性豊かで、
色んなことを吸収できて、すっごく前向きで、
私にとっても友人たちにとっても、とても貴重な時間だったんだろうって。

当然、その時担任だった先生の影響も大きいのだと思います。
私はその先生にもとても恵まれたのだと思います。
きっと、ここまで自分の意思を以って生きて来られているのは、
先生や友人や同期やお客様や、そしてもちろん家族や…。
私に関わって下さっている様々な方々の善き影響があるからこそなのだと思います。

私の中学校の卒業文集はこんな言葉で始まっていました。
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私がこの3年間でここまで大きくなれたのは、誰のおかげでしょうか。
私としては、誰のおかげとは言いたくありません。
なぜかと言えば、今まで生きてきた中でめぐり合えたものすべてが、
私の一部となり私を大きくしてくれたからです。
=============================================================

そして、【不動心】と銘打たれた担任の先生からのおたよりに、
とっても助けられた…と書かれていました。
当時担任だった久保田先生は、週に3~4回のペースでおたよりを書いて下さっていました。
B4の紙にびっしりの内容で。

多くは先生自身が感銘を受けた誰かの言葉や絵を基に、
私たち未熟な生徒に、人間とは何ぞやということを教えてくださったのだと思います。

実は【不動心】は、卒業の時に手元にあるものを綴って本にしてあるのです。
人によっては捨ててしまったり失くしてしまっていて薄っぺらく、
人によってはすべてを取ってあり、とっても分厚い本になり…。

何年ぶりかに、3年分の【不動心】を卒業文集と共に開いてみると、
今では誰がそんなこと教えてくれるのだろうかと言うような、
むしろ私が誰かに伝えなくてはいけない年齢になっているのではなかろうかと言うような、
人間としていかに生きるべきなのかがたくさん詰まった本になっています。

中学生の頃、それらを読んでどれほど理解できていたのか、
今の私がそれらを読んでどれほど理解できるのか、
簡単そうでとっても難しいことを教えていただいていたのだなと、
今【不動心】を読み返してみて、しみじみ感じます。

私の卒業文集には、その【不動心】からある詩が引用されています。
=============================================================
『橋』

橋を渡らねば 川は越せない
少年よ 君の行く手には
どうしても 越えなければならない川がある

君はこれから
いくつもの橋を渡らなければならない

わたしも いくつかの橋を渡ってきた
一度で渡れなかった 橋もある
苦労して やっと渡った橋もある
泣きながら渡った 橋もある
橋を壊してしまえと 思ったこともある

けれど 橋を壊せば 向こう岸へいけない

少年よ 耳をすませ

岸の向こうから 『強くなれ』と
君に呼びかける声が 聞こえるではないか
=============================================================

卒業文集に引用しながらも、
この詩のことはすっかり忘れていました。
だけれども、驚いたことに、今私の座右の銘になっている詩が、
本当に同じ様なことを言っているのです。

中学校時代。
私にとって、自我が形成されたタイミングなのでしょうか。

些細なことで読み返した卒業文集によって、
自分自身を再認識するいい機会を得た気がします。


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