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つば吉の一日

2012.07.30 18:02|naoko@kisoji
とある土曜日。

朝のお散歩から帰ってくると、
近所のお姉さんが、地面にうずくまるツバメの雛を
困った様子で眺めていました。

近所の子曰く、2羽の雛がいたツバメの巣が、
雛の重みに耐えられなくなって落ちちゃったとのこと。

1羽は自力で飛び立って行ったようですが、
残った1羽はまだ産毛も残り、羽ばたくものの飛ぶことできず。
歩く事もままならず、餌をついばむこともできず、
ただただ親鳥を求めて鳴くので精一杯。

かわいそうだけど、ツバメの雛は飼えないから、
せめて車に轢かれない様、私の家の玄関先へ避難させました。

そして命名すること「つば吉」




すると…。

先に飛び立った兄弟らしき若ツバメが、
その後、つば吉の親と思われるつがいのツバメが
つば吉の鳴き声を探し当てて、寄ってきたのです。

そして、そのほかにもたくさんのツバメが、
つば吉の周りに集まってきては、羽ばたき方を教えるかの様に、
また、親鳥は餌を運びに、繰り返し繰り返し来るのです。

この時期、藪原の街並みにはツバメが巣を掛けるので、
ツバメの低空飛行は見慣れたものなのですが、
地面に直接、しかも群れで着地するなんて珍しいものです。



日が暮れて、夜は野良猫に悪さをされてもいけませんし、
小さな箱に新聞紙を敷き詰めて巣箱を作り、
家の軒先にそーっと寝かせてあげました。

翌早朝、心配になって様子を伺うと、
つば吉、元気に羽ばたく練習をしているではありませんか!

地面に置いた巣箱の中で雛が夜を越せるとは、
実はあまり思っていなかったのですが、
前日よりも羽がシャープになってるし、
毛づくろいや羽ばたく練習も動きが大きくなっています。

しかも、早朝から昨日の仲間たちが餌を運んだり励ましたり。

仲間の様に、飛びたくて仕方のないつば吉は、
これでもかって羽ばたく羽ばたく。

残念ながらすぐに着地してしまったものの、
地面から体を浮かせて巣箱から飛び出しました。


あともう少し、あともう少し。


嬉しくなって、元気なつば吉を横目に、
朝のお散歩に出かけて帰ってくると、
そこにはつば吉の姿はもうありませんでした。

当然、仲間のツバメの姿も空高く、光っています。

きっと、つば吉は親や仲間に励まされて、
自分のチカラで巣立っていったんでしょう。

動物の本能と、愛情はすごいものだと、感激しました。

子どもがいたら、すっごく素敵な体験できたよね。

今頃つば吉は空高く飛び回っているんだろうな!


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大空高く飛んでみたい!

熱中症

2012.07.20 19:11|naoko@kisoji


昨日の名古屋→岐阜出張。

移動距離が長いので、私の相棒mini君と行ってきました。

暑いのは覚悟してはいたけれど、
車の車外温度がなんとまぁ、38.5℃を!

お得意先を行ったり来たりしていたし、
駐車場が少し遠くて歩いたりもしたもんだから、
正直暑くて暑くて仕方なくて、
車のエアコンもMAXだったにもかかわらず、
やっぱり日差しが強くて車内温度も結構高かったんだなぁ。

長野県にいたら、まず見ない気温に、
体感的にも視覚的にもノックダウンさせられそうな状態で、
頭はぼ~っとしてくるし、めまいもしてくるし、
このままハンドル握ってたら事故るんじゃないかって。

いつになく、コンビニ休憩も多くって、
水分も塩分も意識して摂取してたのだけれど、
最終的に身体の暑さが尋常じゃなくなって。

コンビニで冷えぴた買って、首筋と脇とにぺたぺた。

何とか、身体の火照りが落ち着いてきたのでよかったけれど、
この殺人的な暑さは、かなりきつかったですね。

外を歩いている皆さんも、暑そうにはしているものの、
意外と平然としていることに少々驚きつつ、
こんなんでは、確かに熱中症患者さんも多くなるでしょう。

大丈夫って思っていると、水分とか摂り忘れちゃうから、
やっぱりかなり意識的に考えていないと、
予防はできない気がしてしまいます。

農作物の産地移動なんてことも、頻りに言われていて、
日本の気候がどんどん変化しているのは承知のとおり。

地球だって生きているのだから、
人間の都合で、良い悪いを言ってはいけないのだろうけど、
でも人間が住んでいる以上は、快適に過ごしたいし、
昔と変わらず季節を感じたいし、災害は起きてほしくないし、
美味しいものをいつでも旬で楽しみたいですよね。

でもでも、私たち人間は地球に生かされているのだから、
そこに適応していくことも考えなくてはですね。

お酒造りへの考え方も、
気候の変化に伴って変わっていくんだろうな…。


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皆さま、本当に熱中症にはお気をつけて!

木祖村の原風景

2012.07.18 22:39|naoko@kisoji
珍しく、写真が沢山の日記です。

今日は梅雨明け早々の気持ち良い晴れ間の中、
木祖村の景観を考えるワークショップの一環で
村内のカメラスポット候補地の視察に行ってきました。



生まれ育った村でありながら、
知らない場所や、初めて立ち止まる場所がたくさん。

私が知らないだけで、沿道の草刈りや
藪の整備など、少しずつですが人の手が加わり、
生い茂った藪で川面が見えなかった場所が、
渓流のせせらぎを感じる涼感スポットになっていたり。



沿道景観の一環として、花ももの木が沢山植栽されていたり。

自然と共存していく村として、
とてもいい形に向かっているんだなと、実感しました。

まだまだ企業としても景観に対して努力できることはあるし、
もっともっと木祖村を知って、
どーっと外の人が来てくれなくていいけれど、
ふと立ち寄った人が、その素朴な自然と村の生活との共存の
いわゆる田舎の原風景を感じ取って頂ければと思います。

沿道のガードレールや、標識や案内板など構造物も、
極力自然とマッチするものが作れるといいですね。

観光課の課長がおっしゃっていましたが、
街灯が頭上ではなく足元にあれば、
いつでも空を見上げれば、木祖村自慢の満天の星空が見えるって。

いい考えですよね。

安全面に考慮されてさえいれば、
どうせ今だって真っ暗な道ばかりなんだから、
足元ライトで安心して歩けて夜空も楽しめるなんていいものです。



これだけ晴れていれば、木曽駒ケ岳の眺めも最高です。



通称「金魚草」。綺麗な水のある場所にしか生息しないそう。
透き通った水の中でゆらゆらと気持ちよさそう。
白い小さな花が咲いています。
木祖村でも数か所しか生息していないようです。





木祖村には東京ドーム16枚分の耕作放棄地があるそうです。
村の総面積の96%くらいが山林なのに…。
どこにそんな土地があるのか想像しにくいのですが。
ここは耕作放棄地が蕎麦畑に変わった場所です。
耕作放棄地に蕎麦を植えることを村で推奨して、
雇用対策にも充てている様です。
しかし、ウチとしてできれば田んぼを復活したい!!!
ハードルはかなり高いですが、
田んぼの方が春~夏の風景も数段美しいですから。





どこにこんな広い土地が!?って思いますが、
木祖村にもこんなに広くて平らな土地があるのです。
ここでは「御嶽白菜」のブランドで有名な、
白菜の栽培が盛んにおこなわれています。
甘くてめっちゃ美味しいんですよ!!!



田んぼもあります。







奥木曽湖からの木祖村の眺め。
そうは言っても、狭い谷に小さな村があるのです。
私の好きな場所のひとつ。



空を眺めたら、太陽の周りにこんな虹が!?
何か神秘的な出来事を予感するようですね。



まだまだ私のお気に入りの場所もあるのですが、
今回の視察場所には含まれず。

どちらかと言えば、ひとりでほのぼの楽しみたい場所です。
また写真撮ったら紹介いたします!


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プチ木祖村観光にお付き合いいただきました。