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間もなく

2012.09.25 21:18|naoko@kisoji
お酒造り!

今季は新体制。

丸山杜氏(私の夫)の元、
4人体制でスタートします。

23BY、新しく蔵人となった2人の若者と、
私を含めた4人体制。

蔵人1人を含めた私たち3人は、
酒造り歴が同じ8季目です。

もう一人は女の子で、酒造り歴2季目。

湯川酒造店の酒造りも紆余曲折ありましたが、
まだまだ過渡期であることは否定出来ません。

正直、男2人女2人でもろみ46本800石近くを
醸造するのは、厳しいのではないかとの不安もあります。

私自身も社長業をこなしながらの酒造りとなります。

お酒造りに根本的に必要なことは、
「余裕」であることは間違いありません。

心を落ち着かせ、気持ち的にも人員的にも、
物理的にも「余裕」のある中で醸さなくては、
いいお酒にはつながらない気がしています。

ただ、ウチの蔵の現状として、
正直、経営状況だっていいとは言えなく、
社長として何をどう選択すべきか、
日々の過ごし方がウチの会社の未来につながると思うと、
あらゆる選択の場で足踏みをしてしまいそうです。

売上げを上げて経費を削減する・・・。
簡単なことですが、そう簡単には適いませんね。

人件費と一言にしてしまえば、それまでですが、
会社は社員の力があってこその企業体です。
人件費は社員の労働への対価であるとともに、
会社として大きな投資であることも間違いありません。

4人体制が正解か間違いかなんて今の時点では判りませんが、
平均年齢で考えれば、1人がこなせる時間あたりの作業も、
前季と比べて大幅に増えることは期待出来ます。

酒造りと言う仕事に対するモチベーションを
労使の中でいかに見いだせるかが、
経営者の課題なのだと思います。

何はともあれ、私たちはいいお酒を醸すことに尽きます!

知恵と工夫と、
そして少しずつ積み上げられて来ている経験を元に、
今季の酒造りの計画を眺めていると、
やはり愛おしい気持ちが高まります。

「心穏やかに」が今季のキーワード!
愛のある酒を醸したいと思います。



ちなみに、ここ数日、
似たような夢を繰り返しみます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
いよいよ酒造り!
今日は記念すべき初甑で、麹の引き込みから始まります。
いざ、米が蒸し上がり、蒸米の粗熱を取って、麹室へ。

と、なんと!?

麹室が寒い・・・。
入れたはずのヒーターの電源が・・・。
いや、ヒーターの電源入れ忘れたか・・・。

冷え込ました蒸米が無惨な姿に(T_T)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

あんまり見たくない夢ですが、
すでに酒造りのことが頭から離れなくなりつつあるんですね。

こんな失敗はあってはなりませんから、
初回の引き込み時は充分に確認をして始めたいと思います。


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酒造りとともに始まるのが蔵ごもり!

別れ話

2012.09.01 18:21|naoko@kisoji
結婚したら、
別れ話なんてしなくて済むようになると思っていました。

なんて、書き出しは意味深ですよね。

実は、2006年頃から私の酒造りと営業を応援してくれていた、
ミスターK氏との委託契約を解除することになったのです。

酒造業に携わり始めて、
何としてでも首都圏の市場でお酒を売りたいと思い、
東京出張をしてはいたのですが、
業界のことも何も知らない状態では、
どこへ売り込めばいいのか、どんなお酒に需要があるのか、
人脈もない中で、なかなか情報も集められずに戸惑っていました。

そんな時、ミスターK氏と出会ったわけです。

今も忘れない、2006年4月の展示会。
この展示会では、ミスターKを含めて、
今の私に大きな影響を与えてくれた方2人に同時に出会っているんです。

その話は、また別の機会として…。

最初は、飲み友達的な感覚で、
業界の色んなことを教えてもらいながら、
自分の営業活動に役立てていたのですが、
とあるきっかけで、九郎右衛門の首都圏営業をお任せすることに。

酒販店さんだけでなく、飲食店さんや
エンドユーザの方々ともたくさんのご縁を作ってもらい、
今こうして九郎右衛門の知名度が少しずつですが上がってきた背景には、
彼の働きも大きなものだったのは間違いありません。

では、なぜ彼との委託契約を解除しなくてはならないのか…。

簡単に言えば、私が結婚して、
造りも営業も二人体制でできる様になったこと。
そして、九郎右衛門が次のステージへ羽ばたいていきたいこと。

自分の事情で人の人生に影響を与えてしまうのは、
花岡杜氏で最後だと思っていたけれど、
結果的にミスターK氏の人生にも影響を与えてしまうとは…。

酒造業に入ってから、私が一番心苦しいことは、
まさに「人の人生を左右する」ことなんです。

色んな事情があり、もちろん彼とも同意の下ですが、
やはり心苦しい事には変わりありませんね。

だから、電話で色々話し合いをし、
最終的に会って「ありがとう」を伝えなくてはならない時、
本当に最後の別れ話を切り出すかのような感情になったことが、
自分の気持ちを物語っていたのかなって、感じます。

これからは自分たちだけのチカラで営業していかねばならず、
ハードルだって上がってくるはず。

今まで作ってくれた環境を大切にし、
ますます九郎右衛門が飛躍できることを目指します。

もちろん、委託契約が解除になったからって、
縁が切れるわけではありません。

出会ったころの様に、友達として、
私達夫婦とミスターK氏夫婦との繋がりを大切にしていきます。

彼に営業を頼んでいたこの期間、
本当に様々な出来事があり、
私も怒ったり泣いたり、大変だったんじゃないかな~

この場を借りて、本当にありがとうございました。

お得意先の皆様には、
できるだけ早い段階でご報告できるように致します。



さてさて、最後に話は変わり…。
大学時代、ラクロスをしていた私です。

日焼けも気にせず、真っ黒けの泥だらけ。
そんな毎日を過ごしておりました。

ここ最近では、OG会にも顔を出せず、
こちらもまた心苦しいばかりではあります。




この夏も、リーグ戦が絶賛開幕中で、
集客試合も数多くあるそうです。

後輩から、集客試合のチケットが送られてきました。
なんだか懐かしい響きだな~と思いつつも、
またもやいけないことに、ちょっとさみしさを覚えます。

私が在籍していたころは、
クラブリーグで何とかやっていた東京農大。
今では、学生リーグ3部です。
今年は2部昇格できるかな!!
応援には行けませんが、心の中で活躍を祈っています。


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ふと「あの頃」に戻りたくなったりしませんか?