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王冠

2014.02.12 23:45|naoko@kisoji
25BY38.jpg

これ、よくある一升瓶の王冠ですね。
最近では、このタイプの王冠を使う小瓶も増えてきています。

当社では一部商品群は720mlの小瓶も
すべてこちらの王冠タイプの瓶に変更をしており、
今後順次レギュラー商品も変更をしていこうと計画中です。

ただ、720mlや300mlのこの王冠タイプのものは、
まだまだ流通量も少ない瓶であり、
正直なところ瓶の単価が従来のものより高くなってしまいます。

そして、王冠も従来のネジきりタイプより高くなります。

ですが、なぜこちらの王冠タイプに変更を進めているか・・・。

まずは「見た目」
そして「密閉性」
更には「高級感」

と言ったところでしょうか。

実はこの写真の王冠は更に特殊なタイプです。
「耐熱王冠」と言われるものです。

最近、瓶燗急冷をする商品が多くなっています。
これは酒質向上の為に有効な手段のひとつですが、
当社では湯煎による瓶燗を行っています。

その場合小瓶は打栓をした状態で瓶燗をしますし、
一升瓶の場合でも打栓はしないまでも、
瓶の口に王冠を乗せた状態で瓶燗をします。

そうすると、王冠には熱の負荷が非常にかかります。
数年前まで、普通の王冠を使って瓶燗急冷を行っていましたが、
中栓のプラスチックの部分が熱により収縮してしまったのです。

そうすると、当然瓶の口のサイズより中栓が少し小さくなってしまい、
お酒がこぼれてしまうなど、密閉性に掛けてしまうのですね。

せっかく酒質向上の為に手間を掛けて瓶燗急冷するのに、
王冠が収縮して密閉性に掛けてしまうのでは本も子もありません。

と言うわけで、王冠メーカーより発売されている、
こちらの「耐熱王冠」を使用する様になった訳です。

こちら、何が耐熱かと言えば、
特殊なプラスチックでできており、
熱負荷がかからない状態では
瓶口より少しだけ大きく作られており、
熱負荷がかかることで収縮して瓶口にきっちり合う様にできています。

ですから、瓶燗急冷をした際にも
密閉性を保つことができると言うわけです。

確かに、熱負荷がかからない状態では、
栓をしようと手で押しても、硬くてかなりの力が必要です。

更には王冠置場が零下を下回った日、
熱負荷がかからない状態で打栓をしようと思ったら、
通常に使用している充填ラインの打栓機でも硬すぎてはまらないと言う
驚くべき事態にも遭遇しました。

たかだか王冠ですが、とても精密にできています。
納品されてくるダンボールにも、
「精密品ですから丁寧に扱ってください。」ときちんと書かれています。

この他にも、中栓がオールプラスチックでできており、
リサイクルに回せる王冠も発売されてきていますね。

ただし、こちらは中栓のほとんどが縁にギザギザが施されており、
開栓する時に手がいたくなると言う弱点もあります。
中にはギザギザしていないものもありますが、
なぜギザギザにしなくてはならないか、
今度理由を王冠メーカーさんに尋ねてみようと思っています。


製品作りって、私たちが些細に使用しているものであっても、
たくさんの技術が詰め込まれており、
素晴らしいものだなって、感じますね。

と言うわけで、お酒を飲み終わってしまえば、
ただのゴミになってしまう王冠ではありますが、
様々なタイプがあり、用途によって使い分けられているのですね。

王冠こぼれ話でした。。。


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