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尚子

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歯医者

2014.08.26 22:23|naoko@kisoji
歯医者って、苦手ですよね。
昔はなんとなく歯医者のあの独特なにおいが嫌いじゃなかったんですが。
おとなになると、つい歯医者とか敬遠しがちで、
いざ歯が痛くなってみると、治療にも時間が掛かったり、あらぬ痛さを経験したり。

そんなわけで、この週末から左上奥歯に重い鈍痛が走る様になり、
ご飯もろくに食べられない状況になってしまったので、
昨日今日と歯医者に行ってきた訳です。

かれこれ12-3年前に大きな虫歯で神経を取り、
歯全体を銀色の被せものをしたその歯。
どうやら、歯の根っこ部分が炎症を起こしてしまい、
それによって相当な痛みが生じたようですね。

被せものを外して、消毒をして、炎症を抑える薬を注入して。。。
神経のない歯とは言えども、やはり痛いわけです。

で、結論はと言えば、被せものをとった歯は、
とりあえずそのままの応急処置状態。
今回治療した歯は、
本来あるべき歯の大きさの3分の1程度しかないのです。
ざっくり見れば歯抜け状態。
奥歯なので、目立たなくてよかったですが、
しかし恥ずかしい限りです。

皆さん、歯は本当に大切にしましょう!!



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今日は良い出会いがあったかもしれない1日です。
杜氏さんの直感的吸引力とはすばらしいです。

ボイラー

2014.08.21 22:32|naoko@kisoji


我が社のボイラー室です。
この左奥に、もう1基ボイラーがあります。

酒造りの、要の設備ですね。

お米を蒸かすための蒸気や、
お酒の加熱殺菌の熱源、瓶を洗う為、
酒蔵ではあらゆる作業にボイラーの蒸気が使用されます。

当社には2基のボイラーがあります。
その理由は、酒造り最盛期、
お米を蒸かすために充分量の蒸気を確保する為です。

気温が低い冬は、
配管の中で蒸気の温度が下がってしまい、
ドレンとなって配管の中に溜まってしまいます。
そうなると、高温の乾いた蒸気を満足に獲得することができなくなるのです。

お米を蒸かすのと同時進行で瓶詰が行われる場合もあります。
洗瓶をしなくてはいけない場合もあります。

お米を蒸かすための釜は、蒸気の配管の一番遠いところにあります。
と言うことは、配管の途中で瓶詰や洗瓶に蒸気を使われてしまうと、
お米を蒸かすための蒸気が満足に得られない可能性があるのです。

しかも、ボイラー室から釜までの距離はそれなりにあります。

うまく伝わらないかもしれませんが、
管の中の流れは途中で抜いてしまうと弱くなってしまいます。

そんなわけで、お米を蒸かすための蒸気を充分量確保する為に、
ボイラーを2基設置しているわけです。

その他にも、ボイラーは冬場不具合を起こすことが多々あります。
ボイラーが使えなければ、お酒造りは何もできなくなります。

往々にして、蒸米これから!ってタイミングで、
ボイラーが故障したりするんですよね。
真冬の早朝、一番の点火ですから、ご機嫌斜めなんですね。
その為の、保険の様な役割も、2基のボイラーは担っています。

とにかくとにかく、大切な設備であるわけです。

で、この夏、古いボイラーを1基更新することになりました。
もう18年も使用してるボイラーです。
ボイラーのメーカーさんからも、設備屋さんからも、
そろそろ更新しましょうと言われて久しいのです。

ボイラーはそれなりの導入費用が掛かりますから、
まだ使えている(だましだまし使っている)ボイラーを、
更新することに少し抵抗があったのです。

しかし、設備ってものは、きっと一番大切な時に壊れてくれるんです。
こうしてだましだまし使用しているものに限って、
吟醸の蒸米とかの日にきっと故障したりするんです。

それを防ぐためには、先行して更新していくことですね。
18年も使ったのですから、長持ちした方です。
新しく設置するボイラーはエコ型ですので、
同じ蒸気量を同じ時間獲得しても、
重油の使用量に大きな差が出るそうです。

であれば、メリットもあるわけですね。

長寿設備を大事大事に使用することも大切ですが、
必要に応じて更新を掛けていける様な体制作りが整うといいですね。

酒造りって、結局設備に左右される部分が大きいですから。
ボイラーは本当にその要の設備です。

26BY05.jpg

18年もの間、ありがとうございました。お疲れ様でした。


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広島をはじめ、各地で大雨の被害が出ていますね。
残念ながら被害に遭われた方々のご冥福をお祈り申し上げます。
地球の変化が大きくなってきているのでしょうか。

結露。。。

2014.08.19 19:11|naoko@kisoji
最近では、日本酒の貯蔵に対する考え方も
一昔前から比べて加速度的に変わっています。

先日タンク貯蔵と瓶貯蔵の違いを書きました。
容量ベースで考えると、まだタンク貯蔵もそれ相当あるのですが、
生酒が増えたり、瓶燗急冷した瓶貯蔵商品も倍々で増えており、
冷蔵庫回しが本当に大変になってきています。

時期によってはかなり冷蔵庫がパンパンになってしまい、
冷却効果もままならないのではないかってこともありますが、
それでも常温に置かれるよりは全然まし。

ただ、冷蔵瓶貯蔵が増えると、それに伴って商品出荷に弊害が出てきます。
基本的に瓶貯蔵商品は商品の識別も兼ねて、
ラベルを貼った状態で貯蔵しています。
生酒はそのまま冷蔵庫からチルド便に集荷されていくので、
それほど大きな問題はないのですが、
火入れの商品については、常温便で配送すると、
どうしても結露が起こってしまいます。

十六代九郎右衛門の商品については、
原則火入れであっても出荷直前まで冷蔵貯蔵していますから、
ダンボールに梱包して、出荷直前に保冷剤を入れて常温便で出荷をしています。
これは自社配送でも同じことですね。

木曽路の商品についても、冷蔵瓶貯蔵が徐々に増えてきています。
常温の売場に置かれてしまう商品であっても、
極力出荷直前までは冷蔵庫に入れておきたいので、
営業社員が配送する時に、結露でびしょびしょになってしまいます。

ラベルも、基本的には耐水性の高い和紙を使ったりしているので、
結露によって剥がれてしまったりってことはほとんどないのですが、
 ※一部木曽路でちぎり和紙を使っている商品はラベルが剥がれてしまい、お客様にご迷惑をお掛けいたしました。
出荷時やお客様の棚で結露してしまっていてはいけませんから、
冷蔵庫から出して扇風機の風をあてて、結露を取り除いてから出荷しています。

営業社員からは、すぐに出荷できないって、ブーイング。
まぁ、前日の夕方に翌日の分は冷蔵庫から出してもいいんですが、
結構当日朝に注文を頂くケースが多いので、
そうなると、次いつ出るかわからない商品を冷蔵庫から出して
準備しておくってのは、どうしても気が引けてならないのです。

社内の製品置場の気温があらぬ状態になったりしていると、
もう発狂しそうになります。
でもハード面のことですから、なかなか思う様にはいかないのです。

前出の九郎右衛門の火入れ商品の配送方法ですが、
ここの所、運送屋さんのチルド便代金がかなり高くなったので、
本当は真夏であれば火入れ商品でもチルド便で配送したいところですが、
そうも言ってられないくらいのコストUPなので、
保冷剤対応と言うことで、ご理解を頂いております。

しかしながら、それにも大きな問題が。
ダンボール梱包で冷蔵庫から出しますから、
常温便で配送している間に、ダンボールも結露してしまうんですね。
今のところ大きな事故もなく配送されていますが、
一部のお客様からは、持てないくらいダンボールが濡れていたと
ご連絡いただいたケースもありました。

この方法を導入してから何度か酒屋さんにお聞きしましたが、
そういったお話がこれまでなかったので、大丈夫かな~って思ってたんです。
8月になって、木曽は比較的涼しいものの、
都市部はあらぬ暑さだった模様。
気温差も影響したのかもしれません。

とにかく、根本的にどうするの?どこまでコストかけられるの?
ってところを、しっかり考えて、
最終的にはお酒にとっていいのはどれなの?
ってところで、考えなくちゃいけないなって思います。

いやいや、お酒にとって一番いいのは、
全量チルド便で配送することに決まっています。
そのコストをどう吸収するかって問題ですね。


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木曽は涼しくても、都会は暑いんだよな。。。

お盆によせて

2014.08.14 15:28|naoko@kisoji
お盆ですね。
13日は1日会社営業して、
今日から4連休を頂きます。

社員がいない、電話もならない静かな会社で、
杜氏さんは醸造計画の仕上げを、
私は普段なかなか手の回らない仕事をしようかな。


昨日は冷蔵倉庫へ預けてあるお酒を引き取りに、
松本と会社をトラックで2往復しました。

看板車を走らせていると、
時たま駐車場なんかで知らない人から声を掛けられます。

よく行くラーメン屋さんでお昼を済ませて車に乗り込むと、
入れ違いの家族連れのおばあちゃんから声を掛けられました。

一昔前は、我が家にも住み込みのお手伝いさんがいたそうです。
声を掛けられたおばあちゃんは、その一人の方だとか。

「仲町のおねえちゃんかい?」と話が始まりました。 
※仲町とは湯川家の通称。屋号じゃないのがちょっと不思議。

自分が湯川家に住み込みで働いていたこと。
先日地元に帰った時に私の母に会って嬉しかったこと。
父が幼少のころは、父の弟をあやしていると拗ねたこと。
父の急逝を悲しんでいること。
でも娘が跡を継いだと聞いて、とても嬉しく思っていること。
今でもたまに湯川家で働いていたことを夢で見ること。
とてもいい思い出だということ。

たくさんのお話を短い時間でしたがしてくださいました。

父の死については、今でも身近に感じています。
結構な頻度で死の間際の様子だったり昔の思い出だったり、
喧嘩した内容だったり、フラッシュバックします。

お盆の行事とかもどうしても簡略化してしまっているし、
私自身も意味をしっかり捉えているかと言われれば、
そうではない気がしています。

儀式や儀礼、形にこだわることも必要だと思いますが、
でも、ご先祖様に感謝をし、ふと思い出し懐かしむ。
その気持ちの方が大切なんじゃないかなって感じます。

お盆だからこそ、そのおばあちゃんとも
いいタイミングで出会えたのかもしれませんね。

お墓の草刈りをして、掃除まではキチンと手が回らなかったけれど、
でもこうしてご先祖様を身近に感じられることが有難いなって思います。

16代も続いているんですからね。
その時間経過の重みを感じつつ、
後世にしっかりと残していきたいものです。


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結婚しなかったら気づけなかった事ばかりです。

火入れ商品

2014.08.11 16:57|naoko@kisoji


木曽酒造協会の初呑み切り、持ち寄り研究会が行われました。
主にタンクで貯蔵しているお酒の状態を確認する年中行事です。

最近ではタンク貯蔵のお酒も減ってきているので、
当社の出品酒の半数は瓶貯蔵のお酒を出しています。

初呑切りの目的は、
タンク貯蔵のお酒に火落ちなどがないことを確かめ、
4ヶ月から半年程度経ったお酒の熟成感や味わいの変化を
官能評価によって確かめること。

瓶貯蔵では火落ちの心配はほぼないですから、
主目的はお酒の状態を客観的に評価するといったことになります。

局と県から先生がお見えになり、
木曽酒造協会の4社のお酒を利き酒し、
個別指導を仰ぎます。

タンク貯蔵と瓶貯蔵のお酒を並列に利き酒すると、
どうしてもタンク貯蔵のお酒が見劣りするように感じてしまいます。
瓶貯蔵の方が、まずは火入れが繊細に行えます。

瓶貯蔵の多くが、瓶燗急冷しているので、
火入れによる負荷があまりかかりません。
しぼってから火入れまでの時間も短縮できます。
そして、冷蔵貯蔵が可能だし、当然2回目の火入れも必要ありません。

同じ瓶貯蔵商品でも、
熱酒で瓶詰めして急冷を行っているものもあります。
しかし、これは瓶燗急冷商品にはどこか劣ります。

やはり、殺菌温度の微妙な違いや、
瓶燗急冷よりは熱負荷の掛かる時間が長いので、
それらが酒質に影響を及ぼすのだと思われます。

同じ「加熱殺菌」ではありますが、
タンクで行うのと、熱酒瓶詰め急冷と瓶燗急冷とでは、
縮めることのできない酒質の差が現れるのです。

物理的に不可能な数量なので、
全量を瓶燗急冷にすることは今のところ出来ません。
絶対に酒質がイイのが解っているのに、
“出来ない”ってのは、本当にもどかしいです。

理想ばかり追いかけていると、
現実的に仕事が回らなかったりもしています。
これもまたバランスですね。
どこで妥協するか。どこまでやるか。

でも、最終的には全量を瓶燗急冷‐冷蔵瓶貯蔵!
近い将来実現したいんだな。


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書いたまま、しばらくUPし忘れていました。

イベント!

2014.08.04 23:20|naoko@kisoji
8月に入って早々、東京出張3泊4日。
雄町サミットからお酒の会2つ。
そして四谷の大長野酒祭り。
最後にお得意先にご挨拶に伺い、
木曽に帰ってきました。

今、日本酒って少し追い風が吹いている感じがあって、
土日ともなれば各地で日本酒関連のイベントが盛りだくさん。

蔵元も、あっちのイベントこっちのイベントに
引っ張りだこで忙しいんじゃないでしょうか。

日本酒のイベントも、蔵元もや酒造組合主催のものや、
酒販店さんや飲食店さん主催のもの、
一般の方の飲み会にゲストで呼んでいただくものなど、
スタイルは様々です。

もちろん、このように様々なイベントがあれば、
お客様がSNSなんかにUPしてくださったり
メディアの取材があったりで露出は高まりますから、
自社の日本酒のPR活動としては有効だと思います。

消費者の方との距離感も近くなり、
蔵元の人となりを感じていただくことができるので、
蔵元に会ったことがない銘柄よりは
愛着だったりが湧いてくださるんじゃないかなとは思います。

少なからず、私たちも夫婦ふたりを知っていただくことで、
お客様との距離感を縮めたいと思っている部分も大いにあります。

ただ、イベントってどうしても出張費抑えたかったりして
連続で計画したりしますから、
結構身体への負担も大きかったりするんです。
当然お酒も一緒に飲みますし、
打ち上げで酒販店さんや飲食店さんと飲むことも、
これまたひとつの営業の形でもあります。
私たち夫婦もお酒の席、嫌いじゃありませんし。

ただ、長く愛される地酒であり続けるためには、
どこかの段階でイベント露出に頼らない
手堅い売り方をしていかなくてはいけないんだろうなーって思います。

まだまだ、知名度の低い蔵ですし、
露出を高めていかなくてはならないとも思います。
露骨かもしれませんが、
参加させていただくイベントの効果を見極め、
即効性だけでなく草の根運動に繋がるものも含めて、
しっかりと考えた上で参加していきたいと思います。

だって、私たち日本酒を応援してくださる熱い思いで、
ほぼボランティアでイベントを開催してくださる、
素敵な方々がたくさんいらっしゃるんです。

そして、そういう方々が開催してくださるイベントは、
お客様も素敵な方が集まるし、充実したものになるのです。
そしてそして、こう言うイベントこそが、
即効性もあるし、草の根運動にもなるのです。

この夏に参加させていたいただいているイベントは、
どれもそういう意味では効果の高いものばかり。

当社に声を掛けていただけることもありがたい限りです。

ただ、途中で書いた通り、
イベント露出に頼らない売り方に最終的にはシフトしたい。
酒販店さんとのパイプを太くして、
当社の日本酒を信頼していただいて、
更に信頼しているお客様にご紹介いただける様にならなくては。

その為には、湯川酒造の銘柄そのもにに、
ブランド力をつけていく努力が今必要です。

高品質は当たり前。
実直であったり誠実であったり、バランス感覚を持ち合わせること。

とっても抽象的な書き方だけれど、
私たち夫婦の中では何となく掴めています。

お客様にとって、満足度の高い日本酒を。
みんなが幸せになる日本酒を。

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三季醸造!

2014.08.01 12:25|naoko@kisoji
26BYに入り、早くも1ヶ月が経ちました。
7月はそこそこ順調にお酒も売れて、
幸先のいいBYスタートです。

木曽は長野県の中でも観光地としての
ブランド力は高い方じゃないかなって思いますが、
7月の豪雨で特急が通らなくなってしまったりと、
1番の観光シーズンに痛手を受けているのです。

当社の販売も、地元木曽でのお土産需要に対応すべく、
観光客向けの商品もそれなりに扱ってはいます。

しかし、観光地での販売に傾倒してしまうと、
観光客の入りに大きく影響を受けるものです。
流行りだったり天候だったりに大きく左右されますね。

販売チャネルは多く持っていた方が強みになるのは、
どの業界でも同じで売上を上手に分散できるから。
でも、当社も社内構成比を見ると、
ひとつの業態への依存度が高かったりして、
まだまだ課題は山積です。

依存度の高い業態を減らすだけでは全社も減ってしまいますし、
やたらと販売チャネルを広げると、
扱いの商品群も雑多となり、むしろコスト高になりますね。

うまく、利益体質の会社になれるよう、今やらなくちゃ。


そんなこんなで、販売チャネルが多様化した影響で、
一部の商品だけが偏って在庫不足になる可能性が出てきまして、
今季は9月からお酒造りを始めることになりました。

大枠の醸造計画も出来上がり、古米の確保も大丈夫。
25BY並みの醪本数で、今季も60本の予定です。

足りないお酒もあるし、早く始められれば、
多少はゆとりをもって取り組めるんじゃないかなと期待です。

古米は8月中に白米になって入荷されますが、
新米は早くても10月の中旬ですからね。
9月から始まるといっても、最初はゆったりできるはず。

ただ、もはや三季醸造とも言える今季の計画ですから、
それ相当に対策も取っておかねばなりません。

いくら涼しい木曽でも、9月はまだお酒造りには暖かいもの。

蒸米の冷却方法と仕込み温度の調整方法。
あとは、しぼりの薮田をいかにいい環境にするか。

仕込み温度を下げるためには氷が必要ですし、
薮田をいい環境に置くには冷蔵設備が必要です。
製氷機も冷蔵設備もないのだから、どうにかてを打たねば。

ということで、製氷機の代わりは、安上がりに冷凍ストッカーを使用。
たぶん、水を氷らせるには充分ですね。
ただし、細かい氷は作れないですから、
醪に投入する時は杜氏さんに工夫してもらおうと思います。

薮田の冷蔵設備は、幸い昨夏に薮田の場所を移動したので、
囲いを作って冷房できる形には簡単に出来そうです。
真冬は必要ないので、一時の事なのですが、
ここ木曽でも「自然環境」に頼ったお酒造りは
難しくなってきていると言うことでしょう。

工夫で乗りきれることと、設備が必要なこととを見極めて、
効率のいいお酒造りを目指したいと思います。


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