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大晦日。

2015.12.31 21:01|naoko@kisoji
2105年12月31日。
本年を無事に納めることが出来そうです。

会社としては30日で仕事納め。
毎年の如く、年末のあいさつをしてくれる社員を見送り、
私たちは日常とほぼ変わらぬ時間に、会社の戸締りをして帰ります。

でも、どことなく日常より静けさの増した会社に、
1年の締めくくりであることを感じさせられます。
掃除もしかり、整理整頓もしかりですね。

酒造りをしていると、1年の締めくくりがなんとなく曖昧になり、
お正月も日常のまま過ごせればどれだけ楽なのに、、、と、
そんな感情も抱いたりもするわけです。

今日も醪の管理や麹のお仕事、上槽まで重なって、
杜氏さんは普通に1日仕事。
私はようやく年賀状に手がつくわけですね。

何はともあれ、2015年が無事に終わる。
それは、1月1日から12月31日まで、
1日1日が無事に過ごせた結果であり、
積み重ねのお陰で、今の安堵があるのだと思います。

日々に波はあれど、平穏に、普通に、
1日1日を積み重ねられることが重要ですね。

失敗も成功も価値は同じ。

来年もまた、飛躍の年に。
でも1歩1歩無理をせずに。

皆さまにとって、幸せな1年になることを祈願いたします。

本年も未熟な湯川酒造店をご愛顧頂きまして、
誠にありがとうございました。

来年も、何卒よろしくお願い申し上げます。


株式会社 湯川酒造店
代表取締役 湯川尚子


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師走、今年もあと少し。

2015.12.25 19:45|naoko@kisoji
あっという間に年の瀬もいいところですね。
お陰様で、忙しい師走を過ごすことができています。

年末年始、日本酒が美味しい季節です。
皆さまの幸せな時間の為に、頑張って美味しいお酒をお届けします!

さて、ここ木曽郡には国道19号線が唯一の国道として南北に走っています。
少しずつ道路が整備されてきたものの、狭い谷を通る国道ですから、
事故や自然災害などで通行止めになってしまうと、
迂回出来る道路が極端に少ない為、陸の孤島になってしまう可能性があります。

で、そんな国道19号線は、物流の幹線道路として、
大型トラックの往来が非常に多い国道としても有名です。
10tや20tの大型トラックは日常的に当たり前ですし、
大型トレーラーやなにやら特殊な積み荷のトラックなんかも、よく走っています。

日本の東西を結ぶ主要な道路は、東名高速や中央高速などありますが、
高速通行によるコスト高が意識されて、一般国道である国道19号線が、
よく使われているわけです。

しかも、カーブの多い山間部の国道にも関わらず、
制限速度50kmのところ、平均速度が50kmだとか。
非常に、走るスピードが速い国道でもあります。

自分に照らし合わせても、ここ木曽では銀行ひとつ行くだけでも、
片道車で20~30分掛かるわけで、移動時間がとても多く掛かるのが特徴です。

忙しい日々の中、移動時間を短縮させたいと思えば、
自ずと走るスピードも速くなってしまいますね。。。

で、今日も午後銀行へ行くのに車を出したわけですが、
国道19号線に出ると、いつになく周りの車が殺気立っている様に感じます。

やっぱり師走ともなれば、物流も地元企業の営業も、みんなみんな忙しいんだろうな。
何て言うか、トラックだけでなく乗用車もいつになくスピードが速く、
何となく運転が荒い様にも見えたり。(自分もしかり。)

あー、師走ってもんだなぁ。なんて感じつつ、慌ただしく用事を済ませたのです。
事故らないから大丈夫!と言う家臣ではなく、
事故がない様に、安全運転!を意識して車を走らせなくてはですけどね。

こんなこと言ってるから、なかなかゴールド免許が手に入らないんだな(・_・;)


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たまには、お料理!

2015.12.14 22:48|naoko@kisoji


私、意外と料理出来るんですよ!アピール記事(^_^;)

ただ、そんなに好きではないと言うか、
ずくがない(長野の方言)と言うか、
料理する時があればするんですよ。

聖子ちゃんの「蔵を継ぐ」の中でも、
そんな様なやりとりが描かれています。

実際に、日々の食事は母任せ。
いわゆる、上げ膳据え膳てやつですね。

日々の仕事が忙しいから、
食事の時間を最短にできる意味では、
とっても助かっています。

ただ、母がいない時は、私が料理する番!
出来合いで済ませたり、極簡単なもので済ませたり、
そんなイメージに見られがちなのですが、
これは母のお陰もあり、出来合いは一切使わない。
案外、有り合わせで何でも美味しく作れる。
料理の名前はわからないけれど。

小さい頃に、興味をちっとも示さない私に、
取り敢えず色々教えてくれた母のお陰で、
結構料理の基本が身に付いていたりします。

出汁も日常的にとっているし、
パスタもソースレパートリー結構あるし、
結婚して味わいの足し算上手になったし。

という訳で、
私、意外と料理出来るんですよ!的な記事を、
取り敢えず書いておこうかな。
記録です、あくまで記録φ(..)


きっかけは、社員からもらった鹿肉。
ブロックで1kg近く。
有り難いけど、母はしばらく不在。
傷む前に料理して食べなくては!!

うわー、めんどくさ。
でも美味しいうちに食べなくちゃ。

ということで、鹿肉シチュー!!!

うまかったなー♪
ちゃんとできるじゃん!!

料理って、ちょっとした知識と想像力。
何となく数学的ですね。

意外と私に合ってるのかも。

レシピとか見なくても出来ちゃうんですよ。
味わいの構成とか、組み合わせとか想像できれば。

手順が合ってるかは解らない、
超自己流ですが、美味しければそれでよし!

でも、がっつり料理はたまにすればいいな。
やっぱめんどくさい(;´д`)

ランチパスタとか作るのが、
私には手軽で合ってるかもな!


201512142226363c7.jpg
取り敢えず、鹿肉は焼いてみた。

20151214222209ac9.jpg
鹿肉だし、ニンニク&ハーブたっぷりでぐつぐつ。

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ブラウンソースのつもりが、ホワイトソース(^-^;

20151214222606253.jpg
トマトたっぷり、さらにぐつぐつ。


出来上がり!


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街並み、古民家。

2015.12.09 19:35|naoko@kisoji
12月ですね。
忙しくなるぞ、なるぞ、って覚悟をしていると、
やはり12月になった途端に忙しくなるものですね。

まぁ、毎年のことではありますが、今日ってまだ4日?
って思うくらい、今週は目まぐるしく時間が過ぎ去っています。

酒蔵では、12月は通常月の2倍以上の売上のある月です。
日本酒と言えば、1年で年末とかお正月にしか飲まないよ、って方も、
まだまだ多くいらっしゃったり、贈り物と言えば日本酒!と言う需要もたくさん。

更には、忘年会新年会で街は賑わう季節ですね。
それに合わせて新酒の発売があったりするもんですから、
酒造りの忙しさに加えて瓶詰めや出荷の忙しさも重なり、
全社であわあわ言いながら頑張るのが年末、酒蔵の風物詩なわけです。

そんなさ中、ご近所のおじさんが不意にやってきたのです。
「いやぁ、折り入って相談が、、、」なんて言うもんだから、
何事か!?と身構えたわけですが。。。


当社の蔵の立地は、旧中山道藪原宿の宿場のど真ん中。
とはいっても、ここ薮原は昭和の早い段階で近代化の波が押し寄せ、
古い建物は端から新しく立て替えられ、そこで様々な商売が継続されてきたのです。

今になってみると、空き家だらけの街並みになり、
宿場町としては歴史があれど、奈良井宿や妻籠宿の様な面影は少なく、
当社の母屋も含めてその頃の建物がまだまだ多く残ってはいるものの、
薮原宿は昭和の商店街的な雰囲気の方が色濃い街並みです。

で、近所のおじさんの頼み事が何だったかと言うと、
自身の生家である明治の建物について、一旦は家族会議で壊すことを決めたんだけど、
やはり壊すのが惜しく、でも自分たちや息子たちも絶対に住まないし、
住まないのに維持するにはコストが掛かり過ぎるし、
で、ウチで何かに使ってもらえないかな?ってな、話でした。

んー、我が家だってあちらこちら傷んできて、
近い将来に大きな維持管理の工事をしなくてはならなくなるかもしれない中、
人の家の建物まで借り受けるのはあまりに荷が大きすぎますね。
使途も思いつかないし、人の来る街であれば、
商売に使うこともできるかもしれないけど。。。

ってのが、答え。
まだお返事していないけど。。。

でもでも、複雑な想いがどか~んと押し寄せてきたのも事実なのです。
使って維持できるものならその方がいいじゃん!
だったら、ウチが手を挙げて藪原の街並みを維持していこう!!
なんて、夢のまた夢。
そんな余力があるなら、とっくに酒蔵の経営は順風満帆です。

自治体も街並みの景観を維持する為にって、
大学教授や学生の意見を取り入れて検討会議なんかも開いていましたが、
そこで出てきた答えは単なる絵空事。

空き家と空き家を中で繋げて人の集う空間にするとか、
街並みのアスファルトを石畳にするとか、到底現実離れしたことばかり。

そんなことじゃないんですよね、空き家対策とか景観維持とかって。
結局のところ、街並みを大切にしたいのであれば、
持ち主ひとりひとりがその重要性を認識して、
自主的に維持をしていくことが、今の現状なわけです。

ひとりひとりの義務感とか使命感と言うか、そういうので成り立つんですよね。
話を持ちかけてきたおじさんだって、
自分の生家がなくなる惜しさだけではなく、
街並みからまたひとつ貴重な建物がなくなることに対する寂しさとか、
景観の為にも維持していきたいと言う想いとか、そういうことがあるから、
私のところに来たんだと思います。

私がめちゃくちゃお金持ちで、
薮原の街並みに寄付でもできるなら話は別ですが、
想いとか使命感だけでは到底解決できる話ではないですね。

今後も年々こんな話が増えていくんでしょう。
ウチだって、まだ母屋に住んで使っているからいいものの、
そもそも基礎のない建物ですから、徐々に沈んでくるわけで、
近所の古い家も住みながら維持しているんですが、
やはり沈みが大きくなって、今度大規模に修繕するんだとか。

新しい家建ててぬくぬく住めるんだったらよっぽどましで、
古い家を維持していくって、本当に大変なんだろうなって思います。

自治体も景観とか考えるんだったら、
もっともっと現実的なことに目を向けて検討していかないと、
時間が経つほど傷んだ空き家が増えるし、
ウチみたいに住んでいたとしても維持するのに限界が来るかもしれません。



はぁ、そんなことをこんな12月の忙しい時に考えさせられたわけです。
記録としてblogに書いておこうと思ったのが書き出しにある4日。
今日はもう9日。なかなかblogを書く時間も取れないくらい忙しい。
今日もお昼休みの30分以外、19時まで動きっぱなしでした。

よくもまぁ、こんなに身体が動くもんだと思いますが、
夕方冷めたコーヒーで一服して、事務所に来たけれど、
もう何もやる気が起きないので、書き途中だったこの記事を書いているのです。

でも忙しいのは有難い事ですね。
さて、杜氏さんの仕事も終わったようだし、
やることは色々あるんだけれど、
とりあえず帰って美味しいお酒と美味しいご飯でゆっくりしよう。


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