「てれこ」って使いますか?
2018.10.29 18:57|naoko@kisoji|
「てれこ」って言葉、
比較的日常的に使用する言葉のひとつです。
例えば、
「特別純米酒の1.8Lと720mlがてれこになってる!」
この場合の意味はこうなります。
「本来1.8Lが出荷されるべきところ、720mlが出荷されてしまったので、数が合わない。」
何かと何かが入れ違いになってしまっている時に使うんですね。
私は、酒造業界に入ってからしか聞いたことがなかったし、
酒蔵の人と話すときは使うこともあるけれど、
酒販店さんや、その他の業種の人と話すときはほぼ使いません。
ついでに言えば、杜氏さんはウチの蔵に来て
始めて聞いた言葉だって言っています。
なので、「てれこ」って方言とか酒造業界用語とかだと思っていたんです。
ところが、先日東京の酒販店さんと話している中で、
「てれこ」という言葉が発せられたんですね!!
それで、ん?っと思って、語源を調べてみたってわけです。
辞書では、
① 歌舞伎で、二つの違った筋を、多少の関連を持たせて交互に展開していくこと。
② 互い違いにすること。また、食い違うこと。
へぇ!歌舞伎用語だったなんて知りませんでした。
そこから、互い違いとか、入れ違いとか、そんな意味に派生したんですね。
「手を加える」の意味の「手入れ」に接尾語の「こ」が付いて変化したそうな。
てことは、方言でも業界用語でもなかったんですね!
ひとつ物知りになりました(笑)
比較的日常的に使用する言葉のひとつです。
例えば、
「特別純米酒の1.8Lと720mlがてれこになってる!」
この場合の意味はこうなります。
「本来1.8Lが出荷されるべきところ、720mlが出荷されてしまったので、数が合わない。」
何かと何かが入れ違いになってしまっている時に使うんですね。
私は、酒造業界に入ってからしか聞いたことがなかったし、
酒蔵の人と話すときは使うこともあるけれど、
酒販店さんや、その他の業種の人と話すときはほぼ使いません。
ついでに言えば、杜氏さんはウチの蔵に来て
始めて聞いた言葉だって言っています。
なので、「てれこ」って方言とか酒造業界用語とかだと思っていたんです。
ところが、先日東京の酒販店さんと話している中で、
「てれこ」という言葉が発せられたんですね!!
それで、ん?っと思って、語源を調べてみたってわけです。
辞書では、
① 歌舞伎で、二つの違った筋を、多少の関連を持たせて交互に展開していくこと。
② 互い違いにすること。また、食い違うこと。
へぇ!歌舞伎用語だったなんて知りませんでした。
そこから、互い違いとか、入れ違いとか、そんな意味に派生したんですね。
「手を加える」の意味の「手入れ」に接尾語の「こ」が付いて変化したそうな。
てことは、方言でも業界用語でもなかったんですね!
ひとつ物知りになりました(笑)
