社員あってこそです。
2018.11.27 21:35|naoko@kisoji|
間もなく12月だというのに、
我が社の作業場に通常大小2台のストーブが稼働するところ、
小さい方1台しかまだ稼働していません。
女性がメインの作業場ですし、
朝礼もその作業場で毎朝行います。
「そろそろ大きい方のストーブ出したら?寒くない?」
って、何度か女性社員に聞いたのですが、
「ん~まだなくてもいいかな~」との返答。
男性社員も、
何度か「ストーブ出す?」って聞いたみたいなのですが、
結果的に、本日現在、
小さいストーブ1台しか稼働していません。
確かに、冷え込みは例年よりも緩やかだし、
日中は動いていれば汗ばむ陽気で暑いくらい。
でも、朝はそこそこ冷え込んで寒いっちゃ寒い。
その女性社員たちとの雑談の中で、
「ストーブ出せばいいじゃん!」って言ったら、
「まだ寒くないし、新酒の生酒準備しなくちゃだから!」
「もうしばらく、小さいのだけで大丈夫だよ!」
との返答。
なんかね、寒さ我慢させちゃってるんじゃないかって申し訳ない気持ちと、
そんなにお酒のこと優先してくれてるんだって嬉しい気持ちと、
すっごく複雑だったけれど、でも正直嬉しかったんです。
みんな、私が入社する前から湯川酒造店で働いてくれていて、
当時は少しでも寒ければストーブガンガンたかれてたし、
生酒だろうが火入れ酒だろうが、
ストーブの温風があたっても、
社員は正直それほど気にもとめていませんでしたし。
私も感情コントロールが下手だから、
そんな状況を見てしまったものなら、
無駄に感情的になったり、泣け叫んだり、
商品が優先だって怒鳴り散らしたり。
そんな私を当然見てきている社員たちが、
今も頑張ってくれているのです。
最近は、私も少しは大人になったから、
自分が何をどう考えているかとか、
湯川酒造店がどうありたいかとか、
そんなことを朝礼や雑談のたびに、
しつこく同じようなことを伝えるようになって。
感情コントロールしたり、温厚な性格にいつのまにかなったり、
それは、杜氏さんと結婚したことも大きいのだけれど、
その結果として社員たちに、
自分の思いがきちんと伝わるようになってきているのかな。
「お酒優先だから!」
ってのは、私の中で昔から変わってないんだけれど、
「社員全員が造り手だよ!」
「みんなが湯川酒造店の顔になるんだよ!」
「こんな人にウチの酒をこうやって売ってもらうんだよ!」
「うちのお酒、こうやって飲まれて喜ばれたよ!」
「今、会社の状況はこうだよ」
「私や杜氏はこんなこと考えているんだよ」
些細なことでも重要なことでも、
とにかく会社のことはすべて社員にも伝えるようにして、
みんなで共有できる情報を多くしていくことで、
私が思っている以上にお酒を大切にしてくれるし、
私が思っている以上に愛情持って接していてくれるし。
日々を重ねる毎に、
商品に対する接し方がより丁寧になっていって、
私が望むことにプラスαが増えてきています。
私が想いを伝えることで、
それが実現されていく会社がここにあるってことに、
本当に嬉しくて、社員に感謝するほかないのです。
わがままだし、感情的だし、
失敗多いし、気まぐれだし、
社員はみんな私に振り回されてるって、
きっと思っている気がするけれど、
それでも、こんな私についてきてくれている社員皆に、
ありがとう、ありがとう!!

我が社の作業場に通常大小2台のストーブが稼働するところ、
小さい方1台しかまだ稼働していません。
女性がメインの作業場ですし、
朝礼もその作業場で毎朝行います。
「そろそろ大きい方のストーブ出したら?寒くない?」
って、何度か女性社員に聞いたのですが、
「ん~まだなくてもいいかな~」との返答。
男性社員も、
何度か「ストーブ出す?」って聞いたみたいなのですが、
結果的に、本日現在、
小さいストーブ1台しか稼働していません。
確かに、冷え込みは例年よりも緩やかだし、
日中は動いていれば汗ばむ陽気で暑いくらい。
でも、朝はそこそこ冷え込んで寒いっちゃ寒い。
その女性社員たちとの雑談の中で、
「ストーブ出せばいいじゃん!」って言ったら、
「まだ寒くないし、新酒の生酒準備しなくちゃだから!」
「もうしばらく、小さいのだけで大丈夫だよ!」
との返答。
なんかね、寒さ我慢させちゃってるんじゃないかって申し訳ない気持ちと、
そんなにお酒のこと優先してくれてるんだって嬉しい気持ちと、
すっごく複雑だったけれど、でも正直嬉しかったんです。
みんな、私が入社する前から湯川酒造店で働いてくれていて、
当時は少しでも寒ければストーブガンガンたかれてたし、
生酒だろうが火入れ酒だろうが、
ストーブの温風があたっても、
社員は正直それほど気にもとめていませんでしたし。
私も感情コントロールが下手だから、
そんな状況を見てしまったものなら、
無駄に感情的になったり、泣け叫んだり、
商品が優先だって怒鳴り散らしたり。
そんな私を当然見てきている社員たちが、
今も頑張ってくれているのです。
最近は、私も少しは大人になったから、
自分が何をどう考えているかとか、
湯川酒造店がどうありたいかとか、
そんなことを朝礼や雑談のたびに、
しつこく同じようなことを伝えるようになって。
感情コントロールしたり、温厚な性格にいつのまにかなったり、
それは、杜氏さんと結婚したことも大きいのだけれど、
その結果として社員たちに、
自分の思いがきちんと伝わるようになってきているのかな。
「お酒優先だから!」
ってのは、私の中で昔から変わってないんだけれど、
「社員全員が造り手だよ!」
「みんなが湯川酒造店の顔になるんだよ!」
「こんな人にウチの酒をこうやって売ってもらうんだよ!」
「うちのお酒、こうやって飲まれて喜ばれたよ!」
「今、会社の状況はこうだよ」
「私や杜氏はこんなこと考えているんだよ」
些細なことでも重要なことでも、
とにかく会社のことはすべて社員にも伝えるようにして、
みんなで共有できる情報を多くしていくことで、
私が思っている以上にお酒を大切にしてくれるし、
私が思っている以上に愛情持って接していてくれるし。
日々を重ねる毎に、
商品に対する接し方がより丁寧になっていって、
私が望むことにプラスαが増えてきています。
私が想いを伝えることで、
それが実現されていく会社がここにあるってことに、
本当に嬉しくて、社員に感謝するほかないのです。
わがままだし、感情的だし、
失敗多いし、気まぐれだし、
社員はみんな私に振り回されてるって、
きっと思っている気がするけれど、
それでも、こんな私についてきてくれている社員皆に、
ありがとう、ありがとう!!
