酒造り終盤に。
2019.04.09 23:42|naoko@kisoji|
杜氏さん不在につき、
造りの最終盤にして初の水汲み当番。
翌日の仕込みに使う汲水を
前夜もしくは早朝に汲んで冷水機で冷やします。
それほど時間のかかる作業ではないけれど、
麹の仕事も含めて10月からの醸造期中
ほぼ毎日ですから、やっぱり大変です。
醸造期も長くなっていますし、
疲れを溜め込まない為にも
出来るだけ夜はしっかり寝られる様に、
夜中の仕事を減らしてきましたが、
必要なことはなかなか省けません。
夜も朝も眠気に勝てないダメ社長ですから、
夜や早朝の仕事はお手伝いするものの、
多くは杜氏さん任せ。
そんな私が出来ることはと言えば、
麹の品温をモニターできる設備や
冷水機の性能を上げることで
省力化を図ることでしょうか。
全てが連動している酒造りですから、
省力化を図ったことで出来た余裕や、
今まで見えなかった連続データの取得や、
麹室への入室回数の削減なども、
全てのことが酒質向上に繋がります。
それだけでなく、社員の労働環境改善や
技術力向上に繋がっていきますね。
来期に向けて何をすべきか、何が必要か、
造りの終盤にはそんなことで頭がいっぱいです。
