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未知の世界へ。

2019.05.05 16:16|naoko@kisoji
とてもとても嬉しいことに、私たち夫婦のもとに、
待ちに待った新しい命がやってきてくれました。

嬉しいはずなのに、まだ信じられない気持ちが大きくて、
ここから様変わりするであろう生活をどうするかとか、
子どもがいない生活が長かっただけに、
想像しても及ばないことの方がまだ多いのです。

39歳で高齢出産の初産ですし、
色々リスクはあると説明を受けています。
まずは、10月まで無事に育って元気に生まれてくれること、
それだけを望むばかりです。

宿泊が伴うような出張も極力避けるように言われましたし、
これから営業に回ったりしようと意気込んでいた時期ですが、
イベントや営業はしばし杜氏さん任せになってしまいますので、
皆さまにお目にかかることが少なくなってしまうかと思います。

ちょっと残念ではありますが、
優先順位をしっかりつけて、大切にしたいと思います。



ここから先は長文です。

結婚してすぐに、子どものことを考え始めて早7年。
家業として湯川酒造店を繋げていくのであれば、
自分たちに子どもが居なければ話にならないって、
当初は、純粋に子どもが欲しいって気持ちよりも、
子どもがいなければいけないんだって気持ちが大きくて、
のんびり構えられる年齢でもないし、
焦っていた時期も長かったように思います。

どんなことでも自分の努力次第でなんとかできると
そういう気持ちで乗り越えてきた事が多い中、
妊娠という「奇跡」でしかない出来事は、
どんなに努力しようとも、
自分自身の手で成し遂げることができないと気づいた時に、
自己否定の塊になってしまい、
友人の出産報告や結婚してすぐの妊娠報告や、
妹の出産ですら素直に祝えずに心が荒んでいました。

不妊治療をしていれば、
「もしかしたら?」と期待をする時期もあり、
果たしてこの出張は入れても大丈夫なのかとか、
結果がうまく行かずに気持ちが落ちてしまって、
予定をドタキャンしてしまったり、
仕事や相手に対して不誠実なことにも嫌気がさしていました。

ただ、治療に関してはとても有り難い環境でした。
私が治療をはじめた地元病院から、
転院先の大学病院へ主治医の先生が偶然にも異動されており、
同じ先生に診ていただくことができたのです。

大学病院ってもっと殺伐とした環境かと思いきや、
看護師さんもとても親身な方で、先生も丁寧だし、
よく話を聞いて私の感情にも常に寄り添っていただきました。

高度生殖医療の領域ではあるけれど、
その中で「自然」であることを意識していたように思います。

専門クリニックでは感じることができなかったのですが、
医療チームのみなさんが真剣に妊娠を願って
治療に取り組んでいたことが助けになり、
主治医の先生を信じることができたのは幸せだったと思います。

とはいえ、1年1年があっという間に過ぎていき、
最初は「”まだ”30代前半だから」って言われていたのに、
あっという間に40歳を目前に。

今年1年頑張ってみてダメだったら、
諦めるってもんかな~なんても考え始めていました。

諦めて治療を止めたらできた、なんて話も聞きますから、
諦めたことにしたら、やってきてくれるんじゃないか、
なんてバカみたいなことも考えたりしていました。

会社のことは、事業承継の方法も今は様々だし、
自分たちが後継者をしっかり育てれば、
企業としては必ずしも一族に継いでもらわなくても
事業が繋がるならば、それもありだと考え始めていました。

もちろん、子どもができたからと言って、
継いでくれるとも限りませんが。


40歳を目前にして、
未知の世界へと歩みを進め始めました。

夫はすでに52歳。
とある方からは「長生きしなさい!」と、
お祝いの言葉をいただきました。

きっと、想像以上に幸せで楽しいのだけれど、
想像以上に大変な未来が待ち受けているんでしょう。

より一層、日々を大切に過ごしていきたいと思います。