木祖村ハザードマップ
2019.07.06 23:48|naoko@kisoji|
そういえば、木祖村のハザードマップ見たことなかった、
と思って、木祖村ホームページから確認!
木祖村全地域の災害危険区域が載ったハザードマップを
ダウンロードすることが出来ました。
あれ?でもこれって全戸配布とかじゃないんだ。
やっぱり初めて見た!!
というわけで、自宅および会社のある地域のみ抜粋して、
記録としてここに掲載しておこうと思います。
ちなみに、青色に塗った部分が自宅および会社の場所。
ウチのある薮原地区全域が、ほぼほぼ土砂災害警戒区域ですね。
線路より東側は急傾斜地が多く、斜面から水が出ている箇所もそこかしこ。
我が家からほんの100mほど北に上ると、
細い沢が東側の山から木曽川に向けて流れていますが、
どうやら、この沢が氾濫すると細いだけに結構な危険度があるそうで。
ハザードマップの中でも土砂災害特別警戒区域に指定されています。
マップ上では、その沢が氾濫した際の危険度がよくわからないのですが、
実は、沢に流れ込んだ土石流なんかが線路にぶつかって、
そのまま線路沿いの坂道を流れて来ると、
我が家の前まで流れ着く土石流のルートが、素人でも見えるんですね。
ってことは、やっぱり危険。
そして、その土石流のルートを跨がないと避難所に行けないし、
更には避難所に指定されている建物のすぐ裏は線路は挟むものの、
土砂災害特別警戒区域が指定されているというわけです。
以前、村の防災訓練の際に、
逃げるには避難所よりも、当社の蔵(鉄筋)の2Fの方が、
地震でも土砂災害でも安全度は高いんじゃないですか?
って提案をしたことがあるのですが、
村としては民間の建物を指定することが出来ないという返事だったし、
それ以降再度提案はしていませんが、特段避難所指定の要請もありませんから、
状況はきっと変わっていないのでしょう。
ですが、それを聞いていた近所の皆さんは、
ウチの蔵を一度見に来ていて、いざとなればここに逃げるぞ!
って話にもなっていたりもします。
先日の九州の豪雨では、子ども連れの妊婦さんが
避難所まで行ったのに、他の避難所の方が安心だと言われて移動したものの、
次の避難所も山を背負っていて怖くなって、結局自宅に戻ったなんて話も見ましたし、
自宅に留まるほうが安全という判断をした人も多くいたようですね。
いざ、何か災害が起こった時に、
どんな行動に出られるか、そもそも自宅や会社に居ない可能性もあるし、
色んなことを想定したとしても、想定外のことの方が多いはずですから、
とにかく冷静に対処出来るように心掛けておくことが
いちばん大事なんだろうなと、改めて感じています。
お隣は92歳のおばあちゃんが一人暮らししていますし、
近所の皆さん元気とは言え、私よりもよっぽど高齢の方々ばかりです。
しかも一人暮らしが多いですからね。
やはり、常日頃から顔を合わせてコミュニケーションとっていることで、
いざというときに、お互いに助け合うことが出来るんだろうと思います。
