子育て支援のその先。
2019.12.21 00:01|naoko@kisoji|
子どもをもつまで関心が低く知らなかった制度がいくつかあります。
その中のひとつが、福祉医療費助成制度。
長野県内の市町村が実施しており、
子どもの医療費の自己負担が500円までになるんですね。
ちなみに、木祖村は300円が上限に。
説明するまでもなく、みんな利用している制度なんでしょうけれど、
私は知らなかったので、その手厚さにびっくりしたところなのです。
出産後の入院費の精算をすると、
自分の入院手術費の他に、息子の名前で入院費の請求がありました。
実は、入院費は自分にしかかからないと思っていたので、
医療保険でまかなえるし、それほど負担にならなくて済むな~なんて
呑気に考えていた自分がお恥ずかしい限りなのです。
その時の請求額が息子分として入院費10割負担で18万円程度。
その場でカードきって払えばいっか、って思っていたら、
福祉医療費助成制度があるので、
受給者証交付されてからでいいですよ~と。
???となりつつも、
そうですか~と、これまた呑気にその場は帰ってきたのでした。
ちなみに、1レセプトごと300円を上限とするということで、
入院費も対象に入っていますから、
この18万円が300円の自己負担で済んだというわけです。
これは、ありがたくその恩恵に預かるしかないですね。
国や県でも色々な子育て支援策がありますが、
木祖村は子育てに対して手厚い方なのでしょう。
そうは言っても、どんどん子どもが減ってしまっており、
息子の同級生になるのは10数人の予定です。
村長は学年に20人はいて欲しいとおっしゃっていました。
子育て世代の定住や、そもそも子どもが欲しくなる、
安心して子育てできるための、子育て支援策なのでしょうけれど、
行政のサポートだけでなく、地域の皆さんとの交流や見守りなど、
地域ぐるみで育てていただけることで、
子どもが増えていく(減らない)のだろうって思います。
こうして地域に育てていただくからには、
何かしらの形で木祖村の未来に貢献できる、
あるいは未来を作り上げていけるようになって欲しいなと思います。
息子が地域の皆さんから頂いたご恩は、
次の世代の人や地域に返せるように。
そのためには、今私たちが未来を見据えて、
次の世代へ繋げていけるように、頑張らなくちゃ!
きっと私も同じように地域に育てていただいたのだから。
子どもをもち、ホントに新しい世界が広がっていきます。
そして、自分の考えが変わるというより、
どんどんアップデートされていくという感じなのです。
会社を守らねば。
それは子どものために。
だからこそ、地域を守らねば。
地域のために、まだ何も出来ていないけれど。
どれもなくてはならないもので、
相互に作用しあって未来へ繋がっていくものですね。