新型コロナウィルス
2020.03.25 02:17|naoko@kisoji|
記録も兼ねて。
世界中で都市機能が停止するなんて、
そんなこと、考えることすらなかった異常事態。
日本ではまだ都市封鎖が行われてはいませんが、
非常に危うい橋を渡っていることは確かなようです。
我々国民全員が、感染拡大をさせないよう、
意識を高く持って生活しなくては、
日本でも都市機能が停止する事態が起こってしまうでしょう。
経済的な打撃はすでに表層化してきており、
日本酒の最終消費地である飲食業の皆さんも、
自粛のあおりを受けて、非常に厳しい状況になってきています。
いつまで続くか、まだ特効薬もない状態ですから、
先々の見通しを立てることができないというのが、
暗闇に立たされているようで、不安でなりません。
経営者として、社員を守るためには、
当然会社を守っていかなくてはなりません。
日々、売上実績を見ては暗澹たる気持ちになる3月。
こういったリスクを見据えて、
販売先の構成も多チャネル化してきており、
ひとつのチャネルが大きく落ち込んでも、
他でカバーしあえるようにはなってきています。
こんな状況下でも、有難く出荷ができている。
力強く商売しているお得意先に感謝しかありません。
しかしながら、この先の状況によっては、
チャネル間でカバーし合うことすら、
厳しくなってくるのではないかと感じます。
そして、酒造りも終盤とはいえ、まだまだ仕込みは続きます。
売上が落ち込んでいるからと言って、
すぐさま在庫調整のために製造を止めることができません。
夏~秋までの出荷計画も、
想定数量に達しない可能性が出てくると思うので、
生で出荷しようと計画していたものは、
一部フレッシュ火入れの状態で貯蔵に回し、
貯蔵酒として大切に育てて、価値を高めていきたいのです。
とは言え、在庫を多く抱えることになりますから、
資金繰りにも影響を及ぼしてきます。
銀行とも相談をしながら、
長期戦に備えて、資金的な体力を温存する方向で、
新規借り入れだったり借り換えだったり、
今できる策を講じておかねばなりません。
労務関係については、
休業補償や休校にともなう賃金助成があるので、
そういった制度はしっかり活用して、
社員の生活が困ることがないようにしていきます。
あとは、会社にウィルスを持ち込まないこと!
社員それぞれが日々の生活の中での防疫意識を高め、
この難局を社員、社員の家族全員が
健康に乗り越えられることが重要なのです。
色々厳しい年になりそうだって、
そんな想像をしながらスタートした2020年ですが、
まさか、こんな事態が待ち受けていようとは。
なんとか早い終息を願うしかありませんが、
終息した後に残る経済的打撃はいかほどか、
想像するのが正直怖いところではあります。
ですが、日本は世界は、きっと力強く立ち直っていけるんだ!
と、希望をもって今は自社の体力を温存したいと思います。
あー、ロクなことが書いていない、
ただの記録記事になりました。
2020年は大変な年だったけど、
何とか乗り越えられたね!と、笑顔で年を越せるように。
今が踏ん張り時ですね、がんばろう!!!