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地域と酒蔵。

2023.12.13 01:40|naoko@kisoji
IMG_6156.jpg

木曽のことが田舎すぎて嫌いだったと公言していた私が、
Uターンして10年くらいが過ぎた頃から木祖村を好きになり、
今ではここ木祖村の未来のために何が出来るかを真剣考えている。

まさかそんなことを考えるようになるとは思ってもみなかったけれど、
酒蔵をこの先100年続けるためには、地域が100年続かなくてはならない。

爆速で過疎化が進む地域だからこそ、
今真剣に考えなくては100年どころか20年先も危ういのかもしれない。

地域が100年続くためには、その地域で永く続く事業者が元気でいること、
すなわち、私たち酒蔵もそのひとつとして活力を持ち続けなくてはならない。

私の曽祖父は、酒づくりよりも地域づくりに力を発揮してきた人だった。
自らも歌人であり、人との交流も多かったし、
「酒蔵は人の集う場所」と言う文化を作り上げていた。

地域の交通インフラを作ったり、
スキー場の立ち上げにも関わってきたらしい。
村長もしていた。

祖父と父は、58歳62歳で他界しているのでものすごく短命で、
もっともっと成し遂げたかったことがあったのは間違いない。

私はそこまで大きな志を持てるわけではないし、
木祖村の未来のためになんて書いては見たものの、
そんな大それたことを目指しているというよりも、
ただただ自分たちの酒蔵がこの先100年続くために、
結局は自社のことをど真ん中で考えているだけではある。

そんな想いの中で、今、私ができることとして、
私なりに地域に活力を見出していきたい、
そんなことを強く想い、
そこに自分の時間を割きたいと感じている。

自分の身の丈以上のことはできないし、
やったところでうまくいかない。

曽祖父は、湯川家の歴史を紐解き記録してくれた人でもある。
曽祖父が何を考え、何を描き、何を実現してきたのか、
それを知ることで私のやるべきことが見えてくるのかなと思った。

曽祖父を知ろう、そんなこと考えたこともなかった。
でもそこにヒントがあるのだろう。

私のやりたいこと、やるべきことは、何なのか。
地に足をつけ、迷わず惑わず進めていきたい。

慎重かつスピーディに。

気づけば慌ただしく12月。

2023.12.07 01:33|naoko@kisoji
2023年7月のChampion sake獲得以来、
湯川酒造店のサイトを訪れてくださる方が増え、
そしておそらくこのブログをご覧くださった方も
多かったのではないかと推測します。

いや、推測ではなく「みました!」と言っていただいた方が、
実際にとても多かった。

あれ?最後の投稿なんだっけ?って振り返ったら、
めっちゃ恥ずかしいこと書いてあって、
自分で書いておきながら赤面してたのも、
もう数か月前のことなんですね。

おかげさまで忙しく過ごさせていただきまして、
自分の記憶も1/3くらいは抜け落ちてしまっている気がして、
色々と思い返しながら2023年を総括していこうと考えています。

さて、12月が賞与の支給時期です。
コロナ禍で大打撃を受けたのは当社も例外ではなく、
かといって、その間も「賞与支給なし」という選択は考えられず、
ホントに雀の涙ではありながらも、賞与は年2回必ず支給してきました。

いや、社員からしたら「おいおいそんなこと自慢げに言ってくれるな!」
とお叱りを受けるような程度で本当に恥ずかし額だったのですが。

私がちゃんと経営者(社長)になって最初に肝に銘じたことが、
「社員とその家族を守ること」であって、
「300年を超える伝統(事業)を守ること」ではなかったのです。

これは今でも変わっていなくて、
当社に貢献してくれている社員の皆さんに、
できるだけ利益を還元していきたい、
幸せな生活を恙なく送ってほしい、
その上で、仕事時間も楽しく過ごしてほしい。

そんなことを考えながら日々の経営をしています。

私が社員(特に新たに入社してくれた方)に必ず言うのが、
「たった10人前後の所帯ですから、
できるだけひとりひとりにフィットした働き方を考えます」
ということです。

年齢に関わらず年を重ねればライフステージが変わります。
予期せぬことが起こる可能性だってあります。
計画的に進めていきたいことだってあるはずです。
大切にしたいことだって、人それぞれです。

だから会社(仕事)に対する希望も人それぞれです。

ワークライフバランスっていうけれど、
それってただプライベートの時間が多ければいいってもんでもないし、
仕事もプライベートもいかに充実しているかってことだと思うのです。

公平性だけは欠いてはいけないけれど、
社員一人ひとりの事情に合わせた働き方を
できるだけ対話しながら作り上げいければと考えています。

そのためには人員の余裕を作り出すのが必須ですね。
過疎地域という土地柄もあって、
人財が集まりにくいとネガティブに捉えているのは否定しません。

だったら、土地柄を凌駕するだけの魅力を自社が作るまでなのです。
まだまだ全然足りないですが、ここまで積み上げてきているものが、
その魅力につながると信じています。

そうこう言いながら、現実的には数字をキッチリ判断して、
その上で社員の皆さんに還元をしていこうと思います。

年間売上や利益がどうのってことは、
月次の売上や利益がどうってことの積み重ねだし、
それは日々の売上の積み重ねだし、
商品1本1本の売上と利益の積み重ねってことなんです。

ってことは、その1本1本を醸し出す社員の、
その手にかかっているってことなんですよね。

積み重ねの原点はやっぱり人だよなって。
つくづく感じています。