9月に入って…
2008.09.11 23:33|naoko@kisoji|
いやぁ、忙しいです、正直なところ。
自分が何やってるのか、時たま解らなくなるくらい…。
blogの更新も、またしばらくご無沙汰してしまいました(>_<)
いつも読んでくださっている皆さん、申し訳ございません。
10月に長野市で行われる酒メッセの準備があったり、
原産地呼称関係の会議があったり、
信州フェアがあったり、展示会があったり…。
なのに、仕込計画は立てなくちゃだわ、
蔵の準備はしなくちゃだわ、
もうすでに私のキャパオーバーのようです(・_・;)
と言っても、ぐじぐじ言ってる暇はありませんね!!!
酒メッセももう間もなくですし、
それより何より、酒造りがもう間もなく始まります。
念入りに準備しなくては!!!
もう、外に出るの控えて、蔵の準備に没頭したいものです。
うをぉぉぉぉ!!!
とりあえず、叫んどきます。。。
ところで、昨日今日は若葉会の総会に出席してきました。
毎年、総会の後に講演会と利き酒コンテストが行われます。
今年の講師の先生は、林直哉先生。
『メディア・リテラシーから見た酒造り』
と言うタイトルでご講演いただきました。
メディアとは情報を運ぶ全ての媒体であって、
酒であれば、一本の瓶の中にもあらゆる情報が詰まっており、
それらを通して、消費者の皆さんに情報を伝えていると言うことだそうです。
まぁ、言ってみれば当たり前のことではあるのですが、
当たり前プラスアルファの考えとして、
その情報のメディアを通じての訴えかけが弱い原因は、
情報の送り手と受けてが分離してしまっており、
その情報の全体性が消失してしまっていることなのだそうです。
確かに、瓶一本から得られる酒に関する情報は少なすぎるのは事実です。
そして、私たちプロとしては当たり前にわかることでも、
消費者の皆さんにとってはまだまだ未知の世界過ぎることが多い、
すなわち、一歩遠い存在になってしまっているのも事実なのでしょう。
もちろん、裏貼りに蔵のプロフィールを入れたり、
その酒に対する想いを書いたりはしていますが、
なにぶん小さい紙の上のことなので情報量にも限度があります。
それだけでなく、情報が一方的になってしまうもうひとつの原因は、
地域との関わりが希薄になっていることなのだそうです。
地域の祭や集まりを最大限に生かして、
もっともっと地域との回路を繋ぎなおさなくてはならないと言うのです。
頑張ってやっていることが多いんだけどな~と感じながら先生の講演をお聞きしましたが、
でも、当たり前と思いつつ、気づいていないことをたくさんお聞きできたので、
今後の販売戦略、生き残り戦略を立てるのにも参考になるなぁと感じました。
そして、今日は朝から高島産業さんの工場を見学させていただきました。
もともと諏訪は長野県でも精密機器の生産には伝統がある地域ですが、
その中でも常に新しいものを追いかけ、
技術革新を行っている企業のひとつを見学させていただいたのです。
とにかくとにかく微細な部品産業であり、
30ミクロンとか100ミクロンとか、私たちでは想像しがたいレベルの部品を、
1000分の1%の誤差範囲で超精密に作り上げる…。
そんな会社でした。
造っているものが違うにせよ、
『ものづくり』の精神にはどこか通じることがあるように思いました。
そして、昼食後は下諏訪にある『御湖鶴』を醸造している蔵元さんを見学させていただきました。
他のお蔵を見せていただけると言うことは、
本当に勉強になります。
細かいことは書きませんが、
なるほどなって思う工夫がそこかしこに施されています。
次の予定が詰まっていたので、
最後まで見学できなかったのですが、
これまたとっても勉強になりました。
ますます早く酒造りがしたくなりました。
今は若い職人さんもたくさんおり、
皆さん惜しげもなく色んなことを教えてくださいます。
今日うかがった御湖鶴の社長さん、
なんと19BYで5季目の造りが終わったところだそうです。
私は19BYで3季が終わりました。
たった2季しか違わないんですね。
もっともっとたくさんの経験があると思っていました。
そして、実際にすっごくたくさんのことを経験されていると感じました。
自分があと2季酒造りを終えた段階で、
今の御湖鶴の社長さんの様に堂々と自信を持って自分の酒造りを語れるのかなと思ったら、
今の段階では難しいな~と正直思ってしまいました。
頑張らねばっ!!!
◇◇◇(((((人気blogランキング)))))参加中です!!! ◇◇◇
自分が何やってるのか、時たま解らなくなるくらい…。
blogの更新も、またしばらくご無沙汰してしまいました(>_<)
いつも読んでくださっている皆さん、申し訳ございません。
10月に長野市で行われる酒メッセの準備があったり、
原産地呼称関係の会議があったり、
信州フェアがあったり、展示会があったり…。
なのに、仕込計画は立てなくちゃだわ、
蔵の準備はしなくちゃだわ、
もうすでに私のキャパオーバーのようです(・_・;)
と言っても、ぐじぐじ言ってる暇はありませんね!!!
酒メッセももう間もなくですし、
それより何より、酒造りがもう間もなく始まります。
念入りに準備しなくては!!!
もう、外に出るの控えて、蔵の準備に没頭したいものです。
うをぉぉぉぉ!!!
とりあえず、叫んどきます。。。
ところで、昨日今日は若葉会の総会に出席してきました。
毎年、総会の後に講演会と利き酒コンテストが行われます。
今年の講師の先生は、林直哉先生。
『メディア・リテラシーから見た酒造り』
と言うタイトルでご講演いただきました。
メディアとは情報を運ぶ全ての媒体であって、
酒であれば、一本の瓶の中にもあらゆる情報が詰まっており、
それらを通して、消費者の皆さんに情報を伝えていると言うことだそうです。
まぁ、言ってみれば当たり前のことではあるのですが、
当たり前プラスアルファの考えとして、
その情報のメディアを通じての訴えかけが弱い原因は、
情報の送り手と受けてが分離してしまっており、
その情報の全体性が消失してしまっていることなのだそうです。
確かに、瓶一本から得られる酒に関する情報は少なすぎるのは事実です。
そして、私たちプロとしては当たり前にわかることでも、
消費者の皆さんにとってはまだまだ未知の世界過ぎることが多い、
すなわち、一歩遠い存在になってしまっているのも事実なのでしょう。
もちろん、裏貼りに蔵のプロフィールを入れたり、
その酒に対する想いを書いたりはしていますが、
なにぶん小さい紙の上のことなので情報量にも限度があります。
それだけでなく、情報が一方的になってしまうもうひとつの原因は、
地域との関わりが希薄になっていることなのだそうです。
地域の祭や集まりを最大限に生かして、
もっともっと地域との回路を繋ぎなおさなくてはならないと言うのです。
頑張ってやっていることが多いんだけどな~と感じながら先生の講演をお聞きしましたが、
でも、当たり前と思いつつ、気づいていないことをたくさんお聞きできたので、
今後の販売戦略、生き残り戦略を立てるのにも参考になるなぁと感じました。
そして、今日は朝から高島産業さんの工場を見学させていただきました。
もともと諏訪は長野県でも精密機器の生産には伝統がある地域ですが、
その中でも常に新しいものを追いかけ、
技術革新を行っている企業のひとつを見学させていただいたのです。
とにかくとにかく微細な部品産業であり、
30ミクロンとか100ミクロンとか、私たちでは想像しがたいレベルの部品を、
1000分の1%の誤差範囲で超精密に作り上げる…。
そんな会社でした。
造っているものが違うにせよ、
『ものづくり』の精神にはどこか通じることがあるように思いました。
そして、昼食後は下諏訪にある『御湖鶴』を醸造している蔵元さんを見学させていただきました。
他のお蔵を見せていただけると言うことは、
本当に勉強になります。
細かいことは書きませんが、
なるほどなって思う工夫がそこかしこに施されています。
次の予定が詰まっていたので、
最後まで見学できなかったのですが、
これまたとっても勉強になりました。
ますます早く酒造りがしたくなりました。
今は若い職人さんもたくさんおり、
皆さん惜しげもなく色んなことを教えてくださいます。
今日うかがった御湖鶴の社長さん、
なんと19BYで5季目の造りが終わったところだそうです。
私は19BYで3季が終わりました。
たった2季しか違わないんですね。
もっともっとたくさんの経験があると思っていました。
そして、実際にすっごくたくさんのことを経験されていると感じました。
自分があと2季酒造りを終えた段階で、
今の御湖鶴の社長さんの様に堂々と自信を持って自分の酒造りを語れるのかなと思ったら、
今の段階では難しいな~と正直思ってしまいました。
頑張らねばっ!!!
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