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患者と医師との関係

2009.02.10 00:41|naoko@kisoji
今日は酒造りには全く関係ないことを書きたいと思います。

ご存知の通り、私は大学を卒業後とある製薬会社に就職し、
3年半ほどMRとして仕事をしてきました。

医薬に関して全く勉強をしてきていない私たちは、
入社早々3ヶ月の研修が行われます。

その研修の中で、医薬の基礎知識から、
自社や競合他社の薬の知識が叩き込まれ、
実践になってからもちょくちょく研修が行われ、
常に勉強をしていたようなものでした。

それだけでも膨大な知識が詰め込まれたように思いましたが、
当然たった3ヶ月+実践の3年だけでは
医師たちの知識の1000分の1にも及ばない程度なのです。

だからこそ、医師たちのすさまじい勉強と努力と
休みの少ない中での責任ある仕事には
本当に尊敬に値するものであると実感しているのです。

と、前置き…。

実はここ5年来、婦人科治療に定期的に通っているのです。
理由は子宮内膜症。
今、女性の10人に1人は罹患していると言われるほど、
患者数の多い婦人病のひとつです。

子宮内膜症の治療と言うのはいくつかありますが、
今一番主流になっているのが低用量ピルの服用です。

まぁ、最大の治療方法は妊娠なのですが、
こればっかりは予定のある人しか出来ない治療なので、
私のように未婚女性の多くは低用量ピルでの治療を
実施しているのではないでしょうか。

ただ、治療とは言っても進行を抑えるだけであり、
決して完治するものではないのです。
もちろん外科的に治療を行えば、
癒着した内膜を取り除くことはできるのですが、
当然身体への負担も薬物治療に比べれば大きくなります。

で、低用量ピルとはホルモンの配合剤を毎日一錠21日間服用し、
7日間休薬している間に無排卵性の月経があるというもので、
これをず~っと繰り返すことによって、
内膜の癒着の進行を抑える効果があるものなのです。

私は4年ほど前に低用量ピルでの治療を行っていたのですが、
服薬中に吐き気があり、一旦中止していました。

それが、新薬で別の低用量ピルが発売になったということで
治療を再開してみると、副作用もなく順調に服薬できていました。

ただ、新薬は1ヶ月分しか一度に処方できないので、
毎月薬を処方してもらいに通わなくてはならなかったのです。

造りが始まってからは、夜に麹の手入れの仕事があったりで、
なかなか診察に行く時間が見つけられず、
ここ2ヶ月は服薬を休まざるを得ませんでした。

これは、電話にて医師にも確認をした上でのことなのですが。

今日、久しぶりに診察に行ける時間があり、
2時間半も待ってようやく診察を受けれたと思ったら、

開口一番
『自分の都合で薬を飲んだり飲まなかったりと言うような
中途半端な気持ちで治療されては困ります。
あなたみたいな患者は治療の継続が難しいんですよね。』
と強い口調で言われてしまいました。

服薬コンプライアンスという言葉もありますが、
私は医師に言われたとおりきちんと低用量ピルは服薬していました。

ただ、次の月の分の処方をしてもらいに行けなかっただけで。

と言うか、2度も行ったのですが、両日とも通常は診療日にも関わらず
休診している日で、空振りに終わっていたのです。

私は自分自身の身体のことだから、誰よりも心配しているし、
最善の治療をしていきたいと思っているのです。

休まなくても良かったのなら、飲み続けたいと思っていました。
それは、専門医がそうした方が最善だと言うのだから。

ただ、少しは薬の知識もありますし、
専門用語だって聞いてすぐにわかります。
薬の添付文書だって自分で読み解くことができるので、
自分の飲んでいる薬のことはしっかり勉強しているのです。

だからこそ、重篤な副作用に関わりそうな自分の症状も、
関係あるかないかは別にして、医師に伝えようと思っていたのです。

それなのに、私がその疾患を重大に捉えていないから
治療が続けられないんだと言わんばかりの発言に、
自分でも驚くほどのショックを受けてしまったんです。

私はそんな中途半端な気持ちで治療しているのではないこと、
何度か来たけれども、特別休診の日に当ってしまったこと、
40分もかかるし、なかなか時間がとれないことにヤキモキしていること、
を医師に伝えたのです。

今後の方針としては、一度休んでしまったので、
あと2ヶ月ほどは休んでから服薬を再開しましょうとのこと。

私はその医師の意見に普通に同意したつもりだったのですが、
服薬を続けたいと私が思っていると勘違いしたようで、
さらに強い口調で
『このまま再開しても副作用のリスクを上げるだけ。
僕はこれまで低用量ピルで副作用を出したことはないし、
今回は休薬するしかないんです!』
と言い返されてしまいました。

何も、専門医の意見に素人の私が反対する理由なんてないし、
言われたとおりにするのが一番だと思っているのに、
なぜそんな台詞がでてきたのか理解に苦しみました。

結局私は自分で気になっている症状の説明や、
服薬中と休薬中の身体の変化の違いや、
医師に伝えておきたいと思っていたことは伝えることが出来ず、
医師からも症状についての質問は一切なく、

『もう、休薬するってことにしたんで勘弁してください。』
って診察を強引に終了させられてしまったんです。

患者には治療を選択する権利があります。
でも無知で素人の患者が、その権利だけを主張するのは危険なことです。

でも、医師は患者が自分の病気や治療や現状について
理解できるよう丁寧に説明し、納得させ、
安心して医師の治療に従える環境を作る義務があると思います。

私は少しだけでも医薬の世界をかじっていたので、
言われなくても自分の薬や症状を
人より少しは理解しようとすることはできます。

でも大半の患者はそんなこと出来ないと思うのです。

私はその医師にMRであったことを伝えたつもりもないし、
知られるわけもないことなのです。
ってことは、何もわからない患者にも同じ態度で接しているのでしょうか。

だとすれば、納得しきれずに治療をしている人は多いと思います。

自分で考えているよりも、
こういった疾患を持っているということはナイーブなことなのでしょう。
些細な言動ではありましたが、
これほどまでに大きなショックになるとは思ってもいませんでした。

医師は患者に症状と気づかないけれども、
本当は副作用であったりその予兆である出来事を、
誘導しながら聞き出さなくてはならないんだと思います。

今回かかっている医師は残念ながら
そう言った聞き取りがあまりありません。

『何か異常ありますか?』
と聞かれれば、よっぽどのことでない限り
『ありません。』と答えてしまうでしょう。

いつも混んでいて口コミでは評判のいい医師でしたが、
私との相性は本当に悪かったようです。
診察に行く度に医師との信頼関係が築かれるのではなく、
私の中では不安や不満が募るばかりでした。

医師と患者の間には、深い信頼関係が必要だと思います。
だって、自分の身体を預けるのだから。

信頼関係が構築されているからこそ、
医師の治療方針に納得した上で従えるのだと思います。

と言うか、言葉というものは恐ろしいものだと思います。
今回の医師も例えば…

『致し方ないとは言え、2ヶ月休んでしまったので、
もう2ヶ月は休みましょう。
そうすれば副作用のリスクも軽減されますので安心です。
合計4ヶ月休んだ場合は症状は○○になると思います。
でもまた再開できるので、経過観察しながら続けましょう。』

てな感じの言い方をしてくだされば、
私もショックを受ける必要はなかったのだと思います。

もう、この医師にかかることはないでしょう。
医師が考えている以上に患者はナイーブなんだと思います。
だって、自分自身の体のことなんですもん。

もう少しその辺りを理解していただければ嬉しいものです。

恐らく、今回の様な医師は少数だと思います。
MR時代に出会った医師の皆さんは、本当に素晴らしい方々でした。
またはじめからクリニック探しなおさなくちゃ…。




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コメント

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No title

自分も良い医者に当たったためしがありません
でも仕方がないから通院してます。
皆具合が悪くて行っているのに、医者にしても看護師にしても、納得の行く説明や、
優しい言葉掛けてくれるどころか、逆に怒られたり、手荒かったり。
痛みを訴えていても、どこも悪くないとか、顔も見ずにカルテに書き込むだけで「まあ薬出しときましょうか」と薄ら笑いをしてみたりとか・・・・

誰だって治したいんですよね。
誰も好き好んで病院に行ってるわけじゃない。

こんな病院だらけで本当に嫌でたまりません
患者さんはそれでも我慢して通ってるんですよね。
しかも半日、一日仕事休んで。


ある医師の会話で「患者を治してしまうと売り上げがなくなって困る」と笑いながら話してました。
もちろん自分はそこの病院や一緒にいた病院には行きませんが。

親身になって診てくれる医者ってもういないんでしょうか

No title

本来の「人の為」という職業本分を忘れて、「自分の為」に医者になったようなウ○コプライド丸出しの医者が溢れている世の中です。
オレも、イイ医者ってのには殆ど出会ったことないけど…
記憶の中に3人程は、人柄も含めてイイ医者がいたと思う。
自分が良くないと思った医者はスグに変えるべき。
きっと、イイ医者に巡り合えるさ!

No title

自分のことだからこそ納得いくまで相談して、
治療していかないと効果もあがらないですよね。
とはいっても医師も人なので、
万能ではないし、調子の善し悪しもあるのでしょう。

あまり、考えすぎないほうがいいのでは。
新しいクリニックが見つかるといいですね。

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≫cowさん

私がかかっていたこの先生には、
開業したての頃に通い始めたのですが、
当初はひとりの患者にこんなに時間をかけて大丈夫なんですか???
ってくらい、診察時間が長かったんです。

電子カルテで、常にPCには入力しながらの診察でしたが、
しっかりこちらの顔を見て話していた気がしました。

その代わり、待ち時間は18:30受付終了ギリギリで入っても3時間とか。

それが最近、待ち時間が次第に短くなる日が増え、
それと同時に、診察がすごく短くなったように感じるのです。

こちらの顔をいつ見たのかもわからないような状況で、
『顔色は良好ですね。』みたいな。

カルテにも診察開始~終了時間を入力するようになって。

残念ですが、患者がただの商売道具に変わってしまったのかもしれません。

≫ZEALさん

この前は、『僕の事情も理解してください』
とまで言われました。

患者の為なら、自分の事情は二の次!
って訳ではないのだな…と残念に思いました。

みんな忙しい中時間を見つけて診察に行っているんです。

休診日に当ってしまいましたと言っただけで、
私だって色んな事情で休むことくらいありますなんて言われ、
追撃された気持ちでしたね。

でも、日記にも書きましたが、
そんな心無い医師はごく一部なのだと思います。

と言うか、そう思いたいです。

≫ヤブハラ元ボーダーさん

あれ???『元』って書いてありました。

もうヤブハラには滑りに来ないんですか???

今年はあまりいい雪ないのでしょうが…。
実はまだ一度も滑りに言っていません(>_<)

ところで、『医師も人である』と考えたら、
未だに消えない怒りも少しは収まったように思います。

結局は人と人なんですよね。

前にも書きましたが相性なんですね。

それに人であれば、疲れもするし、調子の乗らない時もあるんですね。

確かに、あまり深く考えずにまた新しいクリニックへ行ってみたいと思います。
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