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単純な…。

2009.08.02 17:38|naoko@kisoji
確認ミス。

私を含めて4人以上もの目をすり抜けてしまった、
本当に単純な確認ミスが発覚しました。

先月29日に出荷した『大吟醸酒粕』の賞味期限の表示が、
本来であればH22年3月31日であるべきところ、
H21年
3月31日となっていたのです。

この商品の日付の刻印には、回転式の日付用のはんこを使用します。

清酒の日付表示は通常賞味期限ではなく、製造年月である為、
瓶詰した日を製造年月として刻印します。

瓶詰のラインの中で刻印できるものもありますが、
出荷時にはんこを使用して刻印するものもまだ数多くあります。

と言うことは、製造年月のはんこは、当然H21年○月ってわけで。

酒粕は賞味期限を刻印しなくてはならず、
日頃、はんこの年の部分はH21でほぼ固定であった為、
はんこの日付を変える時に単純に年の部分を変え忘れてしまったのでしょう。

で、賞味期限を刻印した巻紙は、
私も見ているし、巻く前に営業にも確認してもらっていたし、
容器にその巻紙を巻く作業をした人も見ているハズだったんです。

日付は3月31日であることをしっかり確認したのに、
年の部分までは、思い込みでOKと勘違いしてしまい、
そのままになっちゃったんですね…。

出荷してしまった商品は、一瞬店頭に並んでしまったのですが、
店舗のスタッフさんが気づき、棚から下げてくださっていました。

が、完全にお得意先にご迷惑をお掛けしてしまい、
会社としても回収や出荷しなおしで、無駄な手間が増え、
皆がしっかりと見ていさえすれば、起らなかった事が、
いとも簡単に起こってしまったんですね。

大反省です。

そのお陰で、昨日は一日商品の回収とお詫びに走り回ることに。

今、消費者の方々も商品の日付や表示にとってもシビアになっているし、
ちょっとした表示ミスが大きな信用を失う事態に発展する可能性も。

今年入った新入社員の子にも、
『作業の度に必ず指差し確認をして、ミスのないように!!!』
なんて、かなりしつこく言っていたのに、
結局、自分たちもその確認が不足してしまっていたんです。

トホホでした。
情けないと言うか。

もう二度と、同じミスは繰り返してはいけませんね。

あまりに日常の作業になってしまうと、
どうしてもなんとな~く確認を怠ってしまうことがあるのですが、
当たり前になりすぎた作業ほど、要チェックですね。


何だか最近、色んな小さなことがうまくいきません。
仕事もプライベートもそれぞれに。
このジトジトした天気も早く晴れてくれれば、
自分の気持ちもパァッと晴れて、
色んなことがうまくいくのかな~なんて。



◇◇◇8月なのに夏らしくないですね…◇◇◇
◇◇◇(((((人気blogランキング)))))参加中です!!!◇◇◇

コメント

No title

この時期に板粕ですか?!押し粕(土用粕)かな?

色々、間違うことありますね、お酒の製造年月は賛否両論ありますね。
僕の所も間違いがありますが、作業してくださる方に、こうしなければならないのは、こんな理由があるからですって説明します、何故そうしなければならないて訳がわからないと理解しにくいですもんね
間違いは人間ですからあるのが当然、後の対応がよければ大変な間違い以外は良いとは言いませんが、個々に任せています。
うちの蔵主いわく、明日の仕事は今日に、あわてず正確にって言われてます。

はーい\(*^▽^*)ノ

プラスに換える

日常にこそミスというのはよく言われながらも、皆がやってしまいますね。他人事でなく自分も。

それをそのままにするのか、プラスにするか、が違いなのかな、と思います。

お酒と粕の判子を変えて効率向上、とか、お酒にも賞味期限(蔵元の意向としての)を併記する、とか。
後の対応でもっと出来る事は無かったか検証するとか。

まあ、それもわかっていながらなかなか出来ないことなのですよね。。。

≫亀登りさん

コメントありがとうございます!
お返事が遅くなってしまいました(・_・;)

夏粕ですね!熟成粕です(*^_^*)
この辺りでは基本的には瓜を粕漬けにする為に使われますが、
夏野菜の粕もみとか、西京漬けとか、結構使われます。

粕のお漬物とかって、意外と長野県独特のものらしいと聞き、ちょっと驚いていますが…。

そうですね、『どうしてこの作業をしなくてはならないのか』
それを納得できれば、手間が掛かっても実行してくれるんですよね。

私も、作業をする理由は極力説明するように心掛けています。

私は基本的に【今日できる仕事は明日に残すな!】です。
だからと言って、がむしゃらすぎて余裕がないのも嫌ですが。

意外とたった10分くらいいつもより頑張るだけで、
その日にこなせる仕事量ってかなり変わってくるんですよね。

仕事は何でも効率と丁寧さのバランスですね。

≫ヤブハラ元ボーダーさん

コメントありがとうございます!

うちに入社した新人の女の子にも、
『失敗はしてもいい、でも繰り返すな!』って言っています。

一度の失敗は学ぶことに繋がるのかなって。

今回の粕の件から、社内の口頭確認がしっかりされるようになりました。

出荷の確認も、声を出して行うようになったり。

でもそれは特に指示をしたわけではなく、
社員の皆さんたちがやはり失敗から対策を見出してくれているんですよね。

私は人生にとってマイナスな出来事はひとつもないと思っています。
それがたとえ失敗であったり、後悔であったとしても。
繰り返さない努力、もっと良くなる努力に繋がるのだから、
それは必ず自分にとってプラスになっているんですよね。

そう思えるようになってから、様々なことにチャレンジすることに壁がなくなりました。

とは言え、まだまだ臆病なこともいっぱいありますが^^;

『プラスに換える!』デスね!!!
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