披露宴を終えて
2012.06.23 22:33|naoko@kisoji|

去る5月20日、新緑まぶしく天候にも恵まれ、
無事、松本市の四柱神社で挙式を執り行う事が出来ました。
皆様へのご報告が遅れましたが、
晴れて夫婦としての第1歩を踏み出し始めたという事です。
45歳と32歳の新婚夫婦ですから、
ふたりとも比較的ひとり自由気ままに生きて来た人生。
これからはパートナーとともに歩んで行かねばなりません。
生まれも育ちも違う他人同士が夫婦となり、
最も身近な存在になって行く訳ですが、
価値観なんてものははなから一致する訳がないと思っています。
先輩夫婦の皆様はどうやって夫婦の絆を強めて来たのか、
その形はきっと様々なんでしょう。
私たちは私たちなりに、お互いの不足を補い合い、
高め合い、客観的な視点を持ちつつ、
一歩一歩進んで行きたいと思っています。
もともと今の仕事は楽しくて仕方ありませんが、
夫婦で会社を作り上げて行くという、新たな希望が出来た今、
毎日の仕事が楽しくて楽しくて仕方ありません。
同業者だったとは言え、会社が違えば考え方は全く違うもの。
お互いに常識だと思っていた事が、
それぞれの会社独自の事であったり、
細かい事で言えば、道具の呼び方さえも違うのです。
営業のこと、技術のこと、会社運営のこと、従業員のこと、
商品のこと、決算のこと、税務のこと、業界のこと・・・
話しても話しても話題は尽きる訳もなく、
答えがすぐ見つかることも多くはないので、
四六時中仕事の話をしているようにも感じますが、
それが私たち夫婦の未来にもつながることと思えば、
全く持って苦になることではないんですね。
結婚相手も居ない頃は、仮に誰か婿に来ていただいても
ウチの会社に入ったら毎日同じ顔を見て過ごさなくては・・・
と、そんなウンザリする環境は嫌だなって思っていましたが、
いざその環境になってみたら、そんなこと全く感じません。
これから充分にウンザリするときがくるかもしれませんが、
とりあえず今はまだそんなこと考えるタイミングでもないですしね。
常に楽しく居られることが大事だと思うし、
一度限りの人生で、その大半を仕事して過ごしている訳ですから、
その仕事が飛び切り楽しくなくては意味がありません。
こんなご時世ですし、日本酒業界を取り巻く環境も、
刻々とハードになって行く気がしていますが、
しっかり考えて、二人で歩んで行ければ、
とりあえず最良の選択をし続けて行けるんじゃないかって、
仮に失敗しても乗り越えて糧にして行けるんじゃないかって、
気持ちの余裕が少し芽生え始めて、ほっとしています。
苦労するのはこれからですが、とにかく前進あるのみ!

たくさんのお祝いメッセージ、ありがとうございます!