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観光地域づくり その1

2017.07.13 22:26|naoko@kisoji
「木曽観光地域づくり戦略プロジェクト会議」の
委員に委嘱されて、本日2回目の会議に出席してきました。

今回の委員を受けるにあたって、
どことなく、自分には「観光」って言葉が
向いていないとずっと思っていたのです。

だって、「観光」って、
ただ「とある地域」を訪れ、
非日常を味わうことができ、
なんとなく満足度が高い時間を過ごせれば、
ただそれだけで満足できるものだと思っていたから。

歴史とか文化とか、
「とある地域」を訪れるための理由は
観光客にとって様々だと思うのだけれど、
では、観光地化した地域が、
観光客によってどれだけ潤っているのか、
と考えてみると、
一時の潤いはあるかもしれないけれど、
それって長くは続かないものな気がしていたわけです。

人口減少が著しい木曽の様な田舎では、
私たちの様な地場産業がいかに活力をもって、
そこに存在し続けるかが、
地域発展の大きな要素だと思っているのですが、
そこに「観光」がどう活かされるのかとか、
そんなことって切り離されていて、
私の中であまり関連づけられてこなかったんです。


そんなわけで、
まずは1回目の会議でお勉強した内容を私なりにまとめてみます。


「観光」はあくまで手段である。

地域の発展のためには、
地元住民がその魅力に気づいていない地域資源をあらためて見直し、
その裏付けとなる歴史や文化を理解し、
その地域に人が訪れる「理由」を醸成していくこと。

地域の住民が関わり、
地域とお客様とのニーズが一致し、
それにより地域にお金が落ち、
雇用が生まれ、IUターンを増やし、
地域の活力を維持していくこと。

「持続可能な地域」が作られていくこと。


う〜ん、
私の中で、地域活性って決して観光依存じゃダメだって、
どちらかと言えばそう考えている方が強かったから、
酒蔵だって、地元の人が飲んでくれているけれど、
旅館や民宿でも飲んでくれているけれど、
そのマーケットはどんどん小さくなってきているから、
大きなマーケットである都市部でも売るし、輸出もする。

でも、それって、私がいつも感じている、
「日本で売れないから海外で売る」って言うのは、
ただの逃げで、本質から外れている。
って言うのと、すっごく似ている感情だなって。

衛生面とか労力とか考えれば、
蔵に人を呼んで酒蔵見学とか蔵開きとか、
積極的にしたいとは思わないし、
むしろ酒蔵とは敷居の高い場所としておきたいし。

だから、「コト」を提供する酒蔵にはなれないけれど、
それってただ目の前でシャッターおろしているだけの、
何も考えないで楽しようとしているだけなのかも。

地元の良さなんてさ、
改めて考える様な物でもなくて、
あまりに日常にとけ込んでいて、
お金も時間もかけずに素晴らしい景色に出会えたり、
美味しい食材に出会えたり、
でもその引き換えにちょっとだけ生活が不便だったり。

みんな「いい場所ですね〜」って簡単に言うけど、
「じゃぁさ、住んでみなよ、一生ここで住めますか?」
って問いかけてみたかったりするわけで。

まぁ、第1回会議の話も
「なんだ、結局観光地化したいだけじゃん」
って穿った見方すればそれまでなんだけれど、
きっと今まで聞いた観光に関する話と違うのは、
「観光」が手段だと言い切っていて、
その先に地域がどう潤うかが目的のひとつであって、
行政だけが考えたり、一部の脳みそで構築する物でなくて、
地域に住む住民を巻き込んで考えていくべきってことなんだろうか。

観光地域がブランド化されれば、
ちょっとやそっとのことで、ぶれることはないだろうし、
今私自身が自社の湯川家の歴史を振り返り始めている様に、
地域の歴史はなにがあっても変わらないし、
それを後世に伝聞していくためにも、
「観光」と言う手段を使って遺していくべきなのかもしれない。


と言う訳で、超長くなりそうなので、その2につづく。


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