脳内活性!
2018.03.07 23:51|naoko@kisoji|
正直、あまり期待せずに出席した本日のセミナー。
(関係者の皆さま、ごめんなさい。)
「インターネットを活用し、信州の酒の評価を上げるためのセミナー」
ね、なんかね、タイトルがね。
で、出席したわけなのですが。。。
ところで。
株式会社湯川酒造店のwebサイトを立ち上げて1年がたちました。
写真家の有高さんと構想を話し始めて、
リリースまでたぶん2年半くらいかかったでしょうか。
何が一番決まらなかったかって言うと、
「自社をどう伝えるか」の根本部分だったんですね。
日々の中で、杜氏さんと根詰めて考えたり、
酒造りの最中もそうだし、
お風呂に入りながらとか運転しながらとか、
何気ない時間にひとりで想いをめぐらしたり、
経営セミナーに出て考え抜いたり、
パネリストのお仕事を頂いて自社を客観視してみたり、
様々な時間を経た中で、
今自分たちの伝えること、自分たちの表現は、
「あ、これかも!」って少しだけ繋がって。
webサイトを作りたいって構想の目的の中心には、
「自分たちを伝えること」があったんです。
インターネット上の情報ってすっごく多くて、
自分たちの発信する情報に誰がどのように辿り着くのかもわからないし、
SNSの普及で口コミとかの情報がすっごく散乱しているし、
であれば、真の自分たちを担保できる情報は、
自分たちから確実に発信すべきと思ったんですね。
誰かがそこに辿り着くには、
ハードルは高いんだけど、
深掘りしたいっていう誰かの欲求は満たされる。
そこに辿り着いてさえ頂ければ。
ここ最近、
自分たちの「存在意義」とか「アイデンティティ」とか、
そんなことをすっごく考えて過ごしていて、
「ブランド」として湯川を成長させるには、
自分たちが考えていることをどう伝えるかにかかっているんだって、
そんなことばかりに想いを巡らせて悶々としているわけです。
自分たちにしかないものって何?とか。
酒蔵って、
大抵、環境がよかったり、
大抵、歴史があったり、
大抵、造りにはこだわっているし技術力も高い。
大抵、今時の酒はどれも美味しいし、
大抵、顧客体験も似たり寄ったり。
正直なところ、
表面的に捉えるだけではどこも大差ないんですよね。
じゃぁ、湯川の酒に出会った誰かが、
「あ、この酒美味しい♪」って思った時に、
湯川の個性のどこの何に惹かれたのか。
湯川じゃなきゃいけない理由ってどこに転がっているのか。
歴史とかルーツとか、気候環境とか、人とか。
それって、酒の味やラベルから伝えるには限度がありますよね。
「知りたい」と思ってさえ頂ければ、
きっといつかは私たちのwebサイトに辿り着いていただけるわけですね。
そこで、出てきた情報が、
その誰かにとっての湯川の酒のイメージになるんです。
口コミとか、SNSとかってのはあくまで客観的で、
主観的な情報は自社のwebサイトでしかないですね。
「あ、この酒美味しい♪」のその先に、
「へぇ、だから美味しいんだ!」
「へぇ、こんな人たちが造ってるんだ!」
「へぇ、なんか素敵だな~!」
「もっと湯川のこと知りたいな~!」
ってどんどん深掘りしていっちゃうような、
そんな自分たちを伝えられると、
きっとその誰かは、湯川の酒のファンになってくれるんですね。
だけど、その入口はとっても狭い。
まず、湯川の酒にどこかで出会わなくては。
もっと知りたいって思うだけの感動をそこの一瞬で与えなければ。
口コミやSNSの情報にとどまらず踏み込んできてもらえなければ。
自分たちで、その入口を狭めているかもしれないけれど、
マスを対象にした広告的情報ではなくて、
「知りたい」の先にある「伝える」ものでなくてはならないんですね。
ですから、自分たちのお酒は美味しくなくてはならない。
感動していただけるようなお酒でなくてはならない。
なんとなく、今自分たちが考えていることが、
今日のセミナーで言葉になって繋がった気がしました。
私たち、すっごく時間がかかるんだけれど、
杜氏さんと無駄に酒飲みながら話したり、
麹室の仕事しながら話したり、
車に乗りながら話したり、
結構な時間を使ってたどり着いていて、
何が正解かも分からないんだけれど、
自分たちを信じて、
自分たちの費やしている時間を信じて、
一歩ずつ進んで行けているのが、
ポジティブスパイラルになっていれば最高ですね!!
何がどうしてどうなって脳内活性なのかって、
たぶん、ちっとも伝わらないくらい、
うわ~って脳内活性した今日だったのでした。
今日も乱文にお付き合い頂きまして、
ありがとうございました!!!
(関係者の皆さま、ごめんなさい。)
「インターネットを活用し、信州の酒の評価を上げるためのセミナー」
ね、なんかね、タイトルがね。
で、出席したわけなのですが。。。
ところで。
株式会社湯川酒造店のwebサイトを立ち上げて1年がたちました。
写真家の有高さんと構想を話し始めて、
リリースまでたぶん2年半くらいかかったでしょうか。
何が一番決まらなかったかって言うと、
「自社をどう伝えるか」の根本部分だったんですね。
日々の中で、杜氏さんと根詰めて考えたり、
酒造りの最中もそうだし、
お風呂に入りながらとか運転しながらとか、
何気ない時間にひとりで想いをめぐらしたり、
経営セミナーに出て考え抜いたり、
パネリストのお仕事を頂いて自社を客観視してみたり、
様々な時間を経た中で、
今自分たちの伝えること、自分たちの表現は、
「あ、これかも!」って少しだけ繋がって。
webサイトを作りたいって構想の目的の中心には、
「自分たちを伝えること」があったんです。
インターネット上の情報ってすっごく多くて、
自分たちの発信する情報に誰がどのように辿り着くのかもわからないし、
SNSの普及で口コミとかの情報がすっごく散乱しているし、
であれば、真の自分たちを担保できる情報は、
自分たちから確実に発信すべきと思ったんですね。
誰かがそこに辿り着くには、
ハードルは高いんだけど、
深掘りしたいっていう誰かの欲求は満たされる。
そこに辿り着いてさえ頂ければ。
ここ最近、
自分たちの「存在意義」とか「アイデンティティ」とか、
そんなことをすっごく考えて過ごしていて、
「ブランド」として湯川を成長させるには、
自分たちが考えていることをどう伝えるかにかかっているんだって、
そんなことばかりに想いを巡らせて悶々としているわけです。
自分たちにしかないものって何?とか。
酒蔵って、
大抵、環境がよかったり、
大抵、歴史があったり、
大抵、造りにはこだわっているし技術力も高い。
大抵、今時の酒はどれも美味しいし、
大抵、顧客体験も似たり寄ったり。
正直なところ、
表面的に捉えるだけではどこも大差ないんですよね。
じゃぁ、湯川の酒に出会った誰かが、
「あ、この酒美味しい♪」って思った時に、
湯川の個性のどこの何に惹かれたのか。
湯川じゃなきゃいけない理由ってどこに転がっているのか。
歴史とかルーツとか、気候環境とか、人とか。
それって、酒の味やラベルから伝えるには限度がありますよね。
「知りたい」と思ってさえ頂ければ、
きっといつかは私たちのwebサイトに辿り着いていただけるわけですね。
そこで、出てきた情報が、
その誰かにとっての湯川の酒のイメージになるんです。
口コミとか、SNSとかってのはあくまで客観的で、
主観的な情報は自社のwebサイトでしかないですね。
「あ、この酒美味しい♪」のその先に、
「へぇ、だから美味しいんだ!」
「へぇ、こんな人たちが造ってるんだ!」
「へぇ、なんか素敵だな~!」
「もっと湯川のこと知りたいな~!」
ってどんどん深掘りしていっちゃうような、
そんな自分たちを伝えられると、
きっとその誰かは、湯川の酒のファンになってくれるんですね。
だけど、その入口はとっても狭い。
まず、湯川の酒にどこかで出会わなくては。
もっと知りたいって思うだけの感動をそこの一瞬で与えなければ。
口コミやSNSの情報にとどまらず踏み込んできてもらえなければ。
自分たちで、その入口を狭めているかもしれないけれど、
マスを対象にした広告的情報ではなくて、
「知りたい」の先にある「伝える」ものでなくてはならないんですね。
ですから、自分たちのお酒は美味しくなくてはならない。
感動していただけるようなお酒でなくてはならない。
なんとなく、今自分たちが考えていることが、
今日のセミナーで言葉になって繋がった気がしました。
私たち、すっごく時間がかかるんだけれど、
杜氏さんと無駄に酒飲みながら話したり、
麹室の仕事しながら話したり、
車に乗りながら話したり、
結構な時間を使ってたどり着いていて、
何が正解かも分からないんだけれど、
自分たちを信じて、
自分たちの費やしている時間を信じて、
一歩ずつ進んで行けているのが、
ポジティブスパイラルになっていれば最高ですね!!
何がどうしてどうなって脳内活性なのかって、
たぶん、ちっとも伝わらないくらい、
うわ~って脳内活性した今日だったのでした。
今日も乱文にお付き合い頂きまして、
ありがとうございました!!!
