実は夢の中なのかもしれない
2023.03.23 00:51|naoko@kisoji|
ふと。
そんなこと、
あるわけないんだけど。
長男次男がいる今の生活は、
もしかしたら夢なのかもしれない。
そんな不思議な感覚に陥った。
二人とも1歳から保育園へ行ってくれていて、
8時から17時半だから、登園時間も超長い。
なのに、毎朝ぐずるわけでもなく、
ご機嫌に登園し、夕方ご機嫌に帰ってくる。
彼らはきっと、自立が早いのかもしれない。
両親ともに高齢だから、
子が早く自立できるよう、
促していきたい気持ちを持ってはいるものの、
仮に、私と同様に高校から親元を離れるのであれば、
ともに生活する時間は長男があと12年、次男があと14年か。
彼らが思うように羽ばたけばいい。
もちろん会社を継いでもらいたい気持ちはあるけれど、
それは彼らが選択することであって、私の選択ではない。
となれば、もしかしたら今は、
壮大な夢の中にいるのかもしれない。
中学を卒業すると、「じゃぁね、バイバイ!」って、
両親に似て、大した執着もなく、
ふたりとも巣立っていってしまうのかもしれない。
命を授かるという奇跡が与えてくれた、子どもとの時間。
妊娠から出産の実感を伴って今があるにも関わらず、
もしかしたら映画の世界のように、
長い長い夢の物語の中なのかもしれない。
いや、そんなはずはない。
彼らがいてくれて、私たち夫婦はとてつもなく幸せで、
毎日その幸せを噛みしめて生活をしている。
ベッドで気持ちよさそうに寝ている二人を見ていたら、
今はもしかして夢の中なのか?と、
嬉しすぎて涙があふれてきてしまった。
この不思議な感覚は記録しておこう。
彼らに出会えたのはやはり奇跡なんだ。