FC2ブログ
10 | 2019/11 | 12
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
プロフィール

尚子

Author:尚子

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

優先順位が変わることなんだ。

2019.07.03 20:56|naoko@kisoji
IMG_1804.jpg

高血圧でも糖尿病でもないけれど、
まさか自分が食事指導のリーフレットをもらうようになるとは。
そこら辺、最低限の知識は持ち合わせているつもりだし、
日常から比較的心掛けてるつもりなんだけど。

妊婦健診の度に体重指導が厳しくて、
しかも出張や外出も控え気味でデスクワークな毎日と、
人に会う機会が劇的に減っているし、
疲れ易くて基礎的な運動量も少なくなってて、
食事も間食も好き放題ってわけにいかなくて、
想像していた以上に、あれはダメこれもダメが多くて、
「私は我慢してるんだ」って思ってるのです。

その反動で大量じゃないけれど常に何か食べてるっていう、
これはきっと、ストレス食いになってるんだろうな。
で、体重管理の中で色々指導されるのは、
やっぱりこのストレス食いが原因なのが、
自分でもよくわかってる。

体重、血圧、ついでに今は必要ないけど基礎体温。
毎日測って記録してグラフを書いて行くのが日課みたいなもん。

会社としては、
ちょうど決算期またいだから決算申告の基礎資料作りもあるし、
そろそろ醸造計画立て始めるから、その基礎資料作りもあるし、
妊娠期間に調べ物やら色々やろうって思ってることもあるし、
デスクワーク三昧なのは、
まとまった時間が出来て有り難いはずなんだけど、
かと言って、しっかり集中できるわけでもない。

やりたいこと、やろうとしていることを
自分のペースでこなすことが出来ないことに、
これもまたストレスを感じているのは間違いないみたい。

自分たちで醸した美味しいお酒も、今は飲むことが出来ないので、
まだ気持ちのどこかで「お酒を我慢している」って思ってるし。


おおよそ40年近い年月を、
自分中心の考えで過ごして来ちゃっているから、
妊娠によって自分中心ではダメだってことを実感してきて、
今がその練習をしている時間なんだなって、
自分中心から子ども中心への移行期間なんだって思うのです。

色んなこと我慢してストレス溜めるのは良くないとは思うけれど、
子どもを中心に、優先順位を変えることができれば、
我慢するのではなくて、これまでとは違った順序で
物事が進められていくことになるんだろうなってのが、
今の段階での想像なのですが。

あぁ、私に子育てなんてちゃんと出来るんかな~


人気ブログランキングへ

活用できるものは活用せねば!

2019.06.18 18:14|naoko@kisoji
昨夜の地震で被害に合われた地域の皆さまには、
こころよりお見舞い申し上げます。
===============

補助金とか助成金とか、
申請手続きが煩雑だったりして色々と大変なんだけれど、
会社経営していると、
「返さなくていいお金」をいかに引っ張ってこれるかが、
結構重要なことだって、最近ではすごく感じています。

当社でも、ものづくり補助金を何度か取得出来ましたし、
そのお陰で導入できた設備の数々は、すでに無いことが考えられず、
酒質向上とか、生産性向上とか、実際に多くの効果が得られています。

大なり小なり、設備投資は計画的に続けていきたいし、
それによって酒質向上できれば売上につながり、
生産性向上ができれば、そのぶん社員に還元できます。

今月は当社の決算月なので、
補助金に関連した税制措置がどうなっているかとか、
他にも活用できる制度がないかとか、
税理士の先生方と打ち合わせをしたのです。

その中で、新聞等では目にしていましたが、
なんとなく自社が対象ではないと思って、
これまでスルーしてきた制度があります。

残念ながら税理士の先生からも、
特段この制度についての話もなく、
決算申告時に申請が必要なので、
知らなければ活用できないというものでした。

念の為…と思って聞いてよかった。

中小企業所得拡大促進税制
一定の要件を満たした上で、
前年度より給与等の支給額を増加させた場合、
その増加分に対して一定割合の額を
法人税から税額控除できるという制度です。

ここ数年で、給与を少しずつ増加させてきていますから、
もっと早くから活用できていたのかもしれません。

で、早速試算してみたというわけです。
2019年4月に制度の改正があって、
要件が緩和されたということもあるかもしれませんが、
給与支給額も増加していますから、どうやら活用できそうです。

しかも、この税制措置は「税額控除」ですからね。

よくある、設備の一括償却とか、特別償却とか、
そういった税制措置を受けられる制度は、
なんかすごくメリットあるような気がして見ていましたが、
結局の所、利益(納税)の先送りをしているだけですもんね。

控除ということは、まるっと税金から引けるわけですから、
控除された分を社員に還元することができれば、
所得向上も、より実現できるというわけです。

こんなこと、利益が出ていなければ、どこ吹く風。
自社には関係ない話になっちゃうんですけれど、
ここ数年、なんとか頑張って利益が出せる体質に
少しずつ変わってきていることで、
(前期は残念ながら赤字でしたが。)
こうした制度も大いに活用したいと考えるようになったのです。

まだまだ田舎の給与水準ですし、
決して満足な給与を支払えているとは言えません。
給与支給額増加なんて、すごく聞こえがいいですけれど、
もともとが少なかったんで、増加して当然なのです。

長く働いてくれている社員ほど、
我慢を強いてきた時間が長いだけに、
もっともっと手当をしなくてはならないとも思います。

10月に控える消費増税も不安で仕方ありません。
売上にも資金繰りにもダイレクトに影響しますから。

今できることは今のうちに、
計画的に見据えられることはもちろん計画的に。

そして、活用できるものは最大限活用して、
湯川酒造店で働いてよかったと言ってもらえるような、
そんな会社になれたらいいなと、考えています。

税金はできれば払いたくないと思ってしまいますが、
当社だって税金を使った国の支援策の恩恵は受けていますし、
それは税金のお陰でもあるわけなので、
適正な納税と、その税金が適正に使われていくことで、
将来不安の少ない日本になっていけばいいなと思います。

って、正直不安だらけではありますが、
社長が不安がっていれば、
当然社員だってもっと不安になりますよね。

自分たちの考えを貫き、真摯に商売と向き合うのみですね!!
がんばります。


人気ブログランキングへ

16代目としての私がやるべきこと。

2019.06.17 17:01|naoko@kisoji
そんなタイトルだと、とても大げさではありますが、
最近、私しか出来ない役割みたいなものが、
なんとなく見えてきています。

2020年に酒業370周年を迎えるに当たり、
主に湯川家の振り返りの機会を作ってきています。

村の歴史研究家の方(御年86歳)に、
色々お聞きしたりして、
湯川家が木祖村とどの様に関わってきたのか、
酒造りはどの様に続いてきたのか、
造られた酒はどうやって流通して、
どんな人が飲んできていたのか、

そんなことをインプットしてきています。

特に12代目、13代目は村作りに大きく貢献していたようで、
経済的、文化的資料もウチには多く残っています。

これまでも色んな話を断片的に聞いてきてはいましたが、
特に13代目は文化人(歌人)だったために、
多くの資料を日記として残しており、
また多くの方々との交流の記録が、
作品であったり手紙であったりと、残されています。

14代目、15代目は残念ながら早くに他界してしまい、
私が実際に伝聞として知り得たことは限られてしまいましたし、
彼らの手で何かが整理されて残されているかというと、
そこまでには至っていないのが現状です。

湯川家だけではなく、木祖村に点在する貴重な資料は、
歴史研究家の先生の手である程度保存はされているものの、
まだまだ不十分だということもお聞きしましたし、
貴重な資料が残されている家が空き家になっていたりもします。

ウチのすぐ近くに貴重な家が残されているので、
私に財力があれば、そこを取得して価値を残していきたいのですが、
そういうわけにもなかなかいきません。

ついでに、薮原の街並みの活性化に、
ウチの古民家とともに活用できるのではないかと、
勝手に考えを巡らせたりもしています。

もちろんそちらの持ち主の意向もありますが、
村の空き家バンクを通じて売りに出ていたこともあったので、
手遅れになってしまう前に、と勝手に焦っています。

経済的文化的資料の保存は、
やはりしっかり行わなくてはならないと思うので、
まずは、ウチにあるものを整理し直し、
適正に保存できる様にしなくてはなりません。

そして、文章なりで残していかなくてはなりません。

16代目の私の役割としては、
今わかっていること、そしてまだわかっていないこと、
情報が整理されていないことも含めて、
「残し、伝える」ことを考えていくことなのでしょう。

ハードルはとっても高いのだけれど、
歴史を振り帰り理解し伝えることは、
必ずや未来につながることだと感じます。


IMG_1594.jpg

ちなみに、この賞状は昭和38年の関東信越国税局の品評会のもの。
湯川寛雄は13代目、私の曽祖父ですね。
この頃の銘柄は「菊水」。
これでは個性や地域性が出ないと、
14代目の祖父が「木曽路」の銘柄をつけてくれました。

古い賞状ですが、しばらく掛けておこうと思います。

人気ブログランキングへ

未知の世界へ。

2019.05.05 16:16|naoko@kisoji
とてもとても嬉しいことに、私たち夫婦のもとに、
待ちに待った新しい命がやってきてくれました。

嬉しいはずなのに、まだ信じられない気持ちが大きくて、
ここから様変わりするであろう生活をどうするかとか、
子どもがいない生活が長かっただけに、
想像しても及ばないことの方がまだ多いのです。

39歳で高齢出産の初産ですし、
色々リスクはあると説明を受けています。
まずは、10月まで無事に育って元気に生まれてくれること、
それだけを望むばかりです。

宿泊が伴うような出張も極力避けるように言われましたし、
これから営業に回ったりしようと意気込んでいた時期ですが、
イベントや営業はしばし杜氏さん任せになってしまいますので、
皆さまにお目にかかることが少なくなってしまうかと思います。

ちょっと残念ではありますが、
優先順位をしっかりつけて、大切にしたいと思います。



ここから先は長文です。

結婚してすぐに、子どものことを考え始めて早7年。
家業として湯川酒造店を繋げていくのであれば、
自分たちに子どもが居なければ話にならないって、
当初は、純粋に子どもが欲しいって気持ちよりも、
子どもがいなければいけないんだって気持ちが大きくて、
のんびり構えられる年齢でもないし、
焦っていた時期も長かったように思います。

どんなことでも自分の努力次第でなんとかできると
そういう気持ちで乗り越えてきた事が多い中、
妊娠という「奇跡」でしかない出来事は、
どんなに努力しようとも、
自分自身の手で成し遂げることができないと気づいた時に、
自己否定の塊になってしまい、
友人の出産報告や結婚してすぐの妊娠報告や、
妹の出産ですら素直に祝えずに心が荒んでいました。

不妊治療をしていれば、
「もしかしたら?」と期待をする時期もあり、
果たしてこの出張は入れても大丈夫なのかとか、
結果がうまく行かずに気持ちが落ちてしまって、
予定をドタキャンしてしまったり、
仕事や相手に対して不誠実なことにも嫌気がさしていました。

ただ、治療に関してはとても有り難い環境でした。
私が治療をはじめた地元病院から、
転院先の大学病院へ主治医の先生が偶然にも異動されており、
同じ先生に診ていただくことができたのです。

大学病院ってもっと殺伐とした環境かと思いきや、
看護師さんもとても親身な方で、先生も丁寧だし、
よく話を聞いて私の感情にも常に寄り添っていただきました。

高度生殖医療の領域ではあるけれど、
その中で「自然」であることを意識していたように思います。

専門クリニックでは感じることができなかったのですが、
医療チームのみなさんが真剣に妊娠を願って
治療に取り組んでいたことが助けになり、
主治医の先生を信じることができたのは幸せだったと思います。

とはいえ、1年1年があっという間に過ぎていき、
最初は「”まだ”30代前半だから」って言われていたのに、
あっという間に40歳を目前に。

今年1年頑張ってみてダメだったら、
諦めるってもんかな~なんても考え始めていました。

諦めて治療を止めたらできた、なんて話も聞きますから、
諦めたことにしたら、やってきてくれるんじゃないか、
なんてバカみたいなことも考えたりしていました。

会社のことは、事業承継の方法も今は様々だし、
自分たちが後継者をしっかり育てれば、
企業としては必ずしも一族に継いでもらわなくても
事業が繋がるならば、それもありだと考え始めていました。

もちろん、子どもができたからと言って、
継いでくれるとも限りませんが。


40歳を目前にして、
未知の世界へと歩みを進め始めました。

夫はすでに52歳。
とある方からは「長生きしなさい!」と、
お祝いの言葉をいただきました。

きっと、想像以上に幸せで楽しいのだけれど、
想像以上に大変な未来が待ち受けているんでしょう。

より一層、日々を大切に過ごしていきたいと思います。

酒造り終盤に。

2019.04.09 23:42|naoko@kisoji
20190409233919c4f.jpeg


杜氏さん不在につき、
造りの最終盤にして初の水汲み当番。

翌日の仕込みに使う汲水を
前夜もしくは早朝に汲んで冷水機で冷やします。

それほど時間のかかる作業ではないけれど、
麹の仕事も含めて10月からの醸造期中
ほぼ毎日ですから、やっぱり大変です。

醸造期も長くなっていますし、
疲れを溜め込まない為にも
出来るだけ夜はしっかり寝られる様に、
夜中の仕事を減らしてきましたが、
必要なことはなかなか省けません。

夜も朝も眠気に勝てないダメ社長ですから、
夜や早朝の仕事はお手伝いするものの、
多くは杜氏さん任せ。

そんな私が出来ることはと言えば、
麹の品温をモニターできる設備や
冷水機の性能を上げることで
省力化を図ることでしょうか。

全てが連動している酒造りですから、
省力化を図ったことで出来た余裕や、
今まで見えなかった連続データの取得や、
麹室への入室回数の削減なども、
全てのことが酒質向上に繋がります。

それだけでなく、社員の労働環境改善や
技術力向上に繋がっていきますね。

来期に向けて何をすべきか、何が必要か、
造りの終盤にはそんなことで頭がいっぱいです。


人気ブログランキングへ